化学繊維の種類と分類

  • 繊維と糸

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本格的な秋になり朝晩は涼しく、紅葉の映像などもテレビで流れるようになりました。

そして、夜も気持ちよく寝れるようになり、朝起きるのが少しづつ辛くなって来ました。

この時期になると気になるのが、いちょうの木の紅葉ではなく銀杏の実の方です。

こんにちは、目の楽しみよりも舌と胃袋の楽しみの方が好きな丸安毛糸の田崎です。

今回もよろしくお願いいたします。

 

今回からしばらくの間は化学繊維に付いて書いて行きます。

一回目の今回は、化学繊維の種類と分類に付いてです。

二回目からは、各種類に付いて進めて行きます。

 

化学を持ち得て天然繊維を超える繊維を作りたい

はじめ化学繊維は、なんとか光沢があり風合いの良い高級素材のシルクの様なものが作れないかと研究を積みかさね、現在の化学繊維の発展につながっています。

天然素材の持つ素晴らしい特徴をもとに、さまざまな研究がなされ、天然繊維にはない性能や機能を持った素材も開発されています。

 

化学繊維の分類と種類

 

1、再生繊維

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レーヨン100%

再生繊維は、木材パルプなど、天然原料を溶かして繊維に再生させたものを言います。

主な素材には、レーヨン、ポリノジック、キュプラ、テンセル、リヨセルなどがあります。

性能としては、吸水性、染色性が良い、縮みやすい、重い、燃えやすい、土に埋めると数年をかけて分解がされ、土の戻るので地球にやさしいなどがあります。

 

2、半合成繊維

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プロミックス100%

再生繊維の原料と化学物質を組み合わせて作られた繊維で、天然素材の性能と化学繊維の性能を持ち合わせています。

主な素材には、アセテート、トリアセテート、プロミックスなどがあります。

性能としては、軽い、プリーツ性がある、虫やカビに強い、吸水性が弱い、静電気が起こりやすい、燃やすと解けるなどがあります。

 

3、合成繊維

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ポリエステル77% 麻23%

主に石油を原料として作られた繊維で、天然繊維にはない性能を持っています。

主な素材には、アクリル、ナイロン、ポリエステル、などがあります。

性能としては、強度がある、乾きが早い、虫やカビに強い、プリーツ性がある、吸水性が悪い、静電気が起こりやすい、土に埋めても分解されずそのまま残ってしまうなどです。

 

まとめ

再生繊維にも、半合成繊維にも、合成繊維にもそれぞれの長所と短所があり、また素材によって、様々な特徴があります。

これらを理解をして頂き、特徴を活かしながら使用をして頂ければ幸いです。

 

次回からはそれぞれの素材に付いてもう少し詳しく説明をさせて頂きます。

最後までお付き合いを頂きありがとうございました。

では、次回もよろしくお願いいたします。