まじめなお話。ペンギンがセーターを着る訳とは。
- 海外情報
- 投稿日:
- 2015-10-01
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。今日、10月1日は都民の日ですね。どうも埼玉県民の阿部です。早いもので、ことしも残り3か月となりました。本当に、はやいですね~・・・・・年齢と共に年々、1年が過ぎるのが早くなっていきます。何だか悲しいですね。
さて、『丸安毛糸2016AW展示会』はいよいよ後半戦!10/14~10/16東京・本社展と10/21~10/23大阪展のみとなりました!スタッフ一同、最後まで気を抜かず、がんばりますので、皆さんよろしくお願いします!
話は変わりますが、みなさんは、「ペンギンにセーターを着せるプロジェクト」をご存知ですか?
ペンギンにセーター?なぜ?
そもそも、なぜペンギンにセーターを着せるのでしょうか?ざっくりと説明いたします。オーストラリア フィリップ島には世界で一番小さい種類のリトルペンギンが生息しており、小さいペンギンのパレードが観れることで、人気観光スポットとなっております。しかし、その小さい体の為、漁船から漏れる僅かなオイルや捨てられたゴミや漂流物にペンギンの生体が影響を受けるのです。特に体にオイルが付着すると保温能力が低下したりオイルを呑み込んでしまうと致命傷となるのです。
出典 metro.co.uk
けして、商業目的、観光目的じゃないのです。
ただ、かわいいからセーターを着せているのではありません。実際にオイルに汚染されたペンギンを保護した際に、体温の低下、毛繕いした時にオイルを飲み込まないように、保護している期間はこのセーターを着せているようです。事実、2001年に起きたタンカー事故では保護したペンギンの96%が海に帰ることができたそうです。一見、かわいい姿ですが、本当の理由は少し悲しい理由で着ていた訳です。現在、協会では、セーターの募集はしてないようですが、ペンギン保護の目的で寄付金は受け付けているようです。オーストラリアペンギン協会
まとめ
直接、ペンギンを助けたわけではないですが、私たちに関係のあるセーターが、こんな形でも役に立つことがあるのだと、ちょっぴり誇らしくなりました。ある意味これも”LOVE KNIT” これからも、色々な形の”LOVE KNIT”を探して、皆さんにご紹介したいと思います。それではまた。