知ってる人が得する!?会話の印象を変える魔法の言葉

  • 仕事に役立つ豆知識

 

クッション4

 

あの暑かった夏が急に秋っぽくなってきましたね。

こんにちは、小柳です。

今年は早い時期から秋雨前線と台風の影響をうけ、不安定でグズついた天気が続いていますが、ちょっとした晴れ間が嬉しく感じます。

私は靴下がびしょびしょになるのが嫌で、雨の日は長靴(野鳥の会の長靴)を履いて出勤していますが、9月は長靴出勤率が断トツ「トップ」です。それだけ雨が降ってるってことですね。

まだまだ秋雨前線や台風の影響で大雨になりやすく、ムシムシするといった感じになるかとは思いますが、雨に濡れて体調を崩さないよう、そして足元にはくれぐれも気を付けてください!

では、今回もマナー講座へLet’s go!!

 

長靴

野鳥の会の長靴

 野鳥の会の長靴画像はこちらからお借りしました。

 

聞いたことはありますか?

前回のビジネス会話の基本・心得の中で出てきた「クッション言葉」という言葉自体を初めて聞いた方もいるのではないでしょうか?そこで、今回はクッション言葉について紹介します。

 

クッション言葉とは

クッション言葉とは、ビジネスシーンで使われる「言葉の前に添える言葉」のこと。会話の相手に対して「依頼」「拒否」「異論反論」などの意思を伝える際、直接的・強制的な表現を避け、丁寧でへりくだった印象を与えられます。文字どおり、言葉のクッションです。

クッション言葉を使うことで、依頼や反論をする言葉の印象を和らげることができ、話し相手への配慮を感じさせる丁寧な言い方になります。

 

代表的はクッション言葉

最初は慣れないかもしれませんが、意識して使っていくことで、自然とマスターできるようになります。 用途を間違えないように注意しながら使い分けてください。

 

・代表的なクッション言葉

伝える内容の前に添えるだけで好印象に!恐れ入りますが
申し訳ございませんが
失礼ですが
早速ですが
あいにくですが
差し支えなければ
お手数をおかけしますが
できましたら
今、よろしいですか?
申し上げにくいのですが
もし、よろしければ

 

・【依頼】のクッション言葉 一例

相手に依頼を気持ちよく引き受けてもらうには、命令表現を、例えば「~していただけませんか?」のように「お願い」して「質問」する形に変えると良いでしょう。こうすれば相手に「命令」されたという印象を与えないはずです。

 

お手数ですが(・・・ご記入をお願いいたします)
差し支えなければ(・・・ご連絡先を教えていただけますでしょうか?)
恐れ入りますが(・・・少々お待ちいただけますか?)
大変恐縮ですが(・・・もう一度ご確認下さい)
重ね重ね恐縮ですが(・・・もう一度お送りいただけますか?)
勝手申し上げますが(・・・本日はご都合よろしいでしょうか?)
私ごとで恐縮ですが(・・・来週休暇を頂きたいのですが)
ご多忙中とは存じますが(・・・よろしくお願いいたします)
ご足労をおかけして申し訳ございませんが(・・・お越しください)
ご面倒をおかけいたしますが(・・・ご返答をお待ちしております)

 

※依頼やお願いの最後の表現を変えるとグッと丁寧に!

・してください→していただけますか/ していただけませんでしょうか

・お願いします→お願いできませんでしょうか

 

・【反論/反対意見】のクッション言葉 一例

 

お言葉を返すようですが(・・・そのご意見には賛成いたしかねます)
おっしゃることはわかりますが(・・・こちらの意見の方が正しいのではないでしょうか?)
ご意見なるほどとは思いますが(・・・こういった考え方もあるのではないでしょうか?)
確かにそのとおりでございますが(・・・○○により賛同しかねます)

 

・【断る/拒否】のクッション言葉 一例

依頼する時よりも難しい断りや拒否の表現。相手を不快な気持ちにさせない断りや拒否や表現方法を知っておく必要があります。「できません」「やめておきます」「やりません」の代わりに以下の表現に変えてみると良いでしょう。

 

申し訳ありませんが(・・・わかりかねます)
残念ながら(・・・今回は見送らせていただきます)
失礼ですが/失礼とは存じますが(・・・欠席させていただきます)
せっかくですが(・・・今回はお受けしかねます)
申し訳ございませんが(・・・今回はいたしかねます)
ありがたいお話ではございますが(・・・ご辞退させていただきます)
身に余るお言葉ですが(・・・今回はご遠慮させていただきます)
大変残念ですが(・・・ご期待には沿えかねます)
大変申し訳ないのですが/大変申し上げにくいのですが(・・・御社のご提案は今回、不採用となりました)
ご期待に添えず大変申し訳ございませんが(・・・お断りさせていただきます)
お役に立てず大変恐縮でございますが(・・・ご了承ください)
私どもの力不足で申し訳ございませんが(・・・ご了承ください)

 

・【報告/説明/感謝】のクッション言葉(ビジネス枕詞) 一例

 

おかげさまで(・・・無事に戻りました)
ご心配かもしれませんが(・・・ご安心ください)
お話し中、大変恐縮です(・・・○○課長にお電話です)
大変申し訳ないのですが/大変申し上げにくいのですが(・・・今月の目標、達成できませんでした)
誠に恐れ入りますが(・・・よろしくお伝えください)
誠に勝手ながら(・・・お休みさせていただきます)
あいにくですが(・・・席を外しております)

 

最後に

多くの方は無意識のうちにこうしたクッション言葉を活用しているとは思いますが、会話や文章におけるポイントとし、そして相手に不快な気持ちを与えないためにもクッション言葉を見直してみてください。

相手に対する思いやりの言葉があるだけでコミュニケーションはスムーズになるはずですね。

それでは!

記事を書いた人

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小柳 美代子

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こんにちは。自由と自然を愛する事務の小柳です。
いつかは放浪の旅をしたいっ!です。