今まで紹介したニット柄を針図をつかって詳しく説明致します
- 編み・柄
- 投稿日:
- 2015-08-21
- (更新日:2020-02-07)
みなさんこんにちは〜
丸安毛糸の田沢です。
あっっっっついですね〜。
スキニーパンツ好きでよく履くんですけど、あれ肌に密着するじゃないですか?
だから家帰る時にはもう、ビッチャビチャなんですよね〜
というのを最近悩んでいます笑
さてさて、今回は今まで私が紹介してきましたニット柄をさらに、針図を使って詳しく再度説明していきたいと思います。
目次
・交互のタック柄
・1箇所のみのタック柄
・接結編み
タック柄
5月に紹介させて頂きました、タック柄です。
まだ見ていないという方はリンクを貼りますので是非一度ご覧になってください^^
https://www.knitmag.jp/5869
少しだけタック柄について復習しますね〜
タックとは基本的は編まずに、針に糸をかけただけの状況をいいます。
※ピンタック柄は別です。また次回ピンタック柄は説明致します。
そして、タックは柄を表現するだけではなく、釦ホールなどを開ける時にも使ったり、襟パーツをリンキングする際に、
あえてFNP,SNP,BNPになる箇所にタックで傷を付けることによってリンキングで刺しやすくするなどと、
色々な用途に合わせて使い分けるとても重宝する編み技法です^^
前回私が紹介した
・交互のタック柄
1箇所のみのタック柄
それぞれ針図を作成しました。まずは「交互のタック柄」から説明します。
交互のタック柄は2段で1柄になります。このコースを延々と繰り返す事によってこの亀甲柄を作る事ができます。
ひと味違うデザインの参考に^^
下記は「1箇所のみをタック柄」になります。
こちらは「交互に行うタック柄」とは少し違いますが、使用コースは同じく2段で1柄となります。
写真のようにリブのような見た目の柄にすることができ、尚且つリブのような伸縮性は少ないため、
しっかりとした製品にしたい時にオススメです^^
接結編み
1月に紹介させて頂きました接結編みの記事は覚えていますか?
まだご覧になっていない方はリンクを貼りますので是非ご覧ください^^
タック柄同様に少しだけ説明をします。
別名を段ボール編みといい、2枚の編地を、くっつけるように編んでいく技法をいいます。
ダブル組織の編地になりますので、少し厚みがでますが、糸の使い方によっては面白い編地や、上品な編地を作成することができる、作り手の顔を出すことができる、素敵な技法です笑
下記接結編みの写真を針図解するとこのようになります。
こちらは3段で1柄になります。
少し文章でも説明を加えさせて頂きます。
①②を色を切り替える、もしくは素材を変えることによって、写真のような編地を作成することが可能です。
また、③で前後ベットに交互に編んでいるのが接結している(くっつけている)コースになります。
この③で総針をいれることによって前後の編地が接合してこの編地を表現することができます^^
この写真の場合G糸の①②よりも接合する糸は細い物でストレッチ糸を使用することで③の糸が表に響かない上品な編地に仕上げることが可能です。
ただ、あえて③の糸を太く①②の糸を細くすればまた違った面白い編地にすることも可能ですので、また紹介させて頂きます。
最後に
さて、みなさんいかがでしたか?
針図解すると文章よりもわかりやすかったと思います〜
まだまだ過去に紹介した編地がありますので、再度針図をつかって説明させていただきます^^
では〜