イタリアの手芸店 フィレンツェの手編み用の糸のお店
- 海外情報
- 投稿日:
- 2015-07-10
- (更新日:2020-06-27)
みなさんおはこんばんにちは松井です
先週は糸の展示会
”PITTI FILATI”を視察にイタリアはフィレンツェに行ってました
シーズンは来16-17 秋冬の糸になりますが
各社新しい糸を携え提案を行っており、私たちも会場では
2日間に渡り相当数のメーカーと糸の数を集中して見ていきます
徹底的に数を見ることで各社単体では見えない糸の傾向や
新たな提案の可能性を探ることが 主な目的です。
この展示会のレポートはまた後日このブログを通じても
お伝えしていきますが
今日は
フィレンツェ市内にある 手芸糸のお店を今回初めて訪れたので
そのことにつぃて触れて見たいと思います
イタリアの手芸糸店はこんなところ!?
市内の中心から少し裏手にあたる
細い路地の一角にそのお店はありました
構えはさほど大きなお店ではありませんが奥行きは
意外とあります。
店を入ったその中はいかにも町中にある糸屋さんといった感じで
その様子は日本のお店と似た雰囲気を持ちます
ただひとつ、このお店の大きな違いは
カセの状態の糸を お店でコーンの状態に巻く機械があることです。
見たところ、とてもきれいなワインダーで
私たちが普段使うそれよりも新しい機械のようです。
カセをかけるトンボの大きさも
(*トンボとは上の写真の円形の滑車のようなものの名前です)
日本のものに比べ少し大きいような気がしました。
この機械を利用して
下の写真のように飾ってあるカセの状態の糸を
希望に応じて カセのままでもいいですが
コーンに巻いて売ってくれるたりするんだと思います。
(お店にいる間には動かしていなかったので予想になりますが)
実際に買いに来たお客様は
店員さんと「こんなサイズのポンチョを編みたいんだけど これだけあれば糸足りるかしら?」
と日本の手芸店ではお馴染みの光景が
そこにもありました。
世界広しといえど手編みの世界は日本とイタリアでは
あまり違いがないことに とても親しみを覚えました
では、また次回