ニットのQ&Aでコットンカシミヤの仕上げ方法について
- 加工
- 投稿日:
- 2015-06-25
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。 ご無沙汰しております〜、小見ちゃんです。
梅雨の季節に入り、暑さが少し和らいできましたね。 自宅で栽培していますメロンも、少しですが、形が見えるようになりました。
近所のおじさん、おばさん達にも声を掛けて戴き、とても、うれしい心境です。
さて本題です。
先週、お客様より弊社で販売しています画像の素材 『品名メーテル』(コットン80%カシミヤ20%)の風合いが、
BOOKスワッチのように上がらないのですが… と言う問い合わせをいただきました。
特にカシミヤ羊毛が肌に当たると言われまして……
ということで、今回は、この素材の最善の仕上げ方法を伝授致します。
最適な縮絨方法
先ず、注意点として、縮絨の仕上げ加工に入る前に必ず、ガーメントをホフマンにて一度、下蒸しセットを行なってください。
それにより、編み目を含めてガーメントがとても安定いたします。
次に30度ぐらいのぬるま湯に柔軟剤(ウール系に使用する溶剤がベスト)を入れて3~5分ぐらいワッシャーにて回してください。
コットン100%ですと水洗いでも良いのですが、カシミヤは絨毛原料ですのでぬるま湯がベストです。
最後に脱水をして乾燥ですが、有る程度の水分を残すように乾かし過ぎないように注意してください。
まとめ
果実もカシミヤ羊毛も同じく、養分・水分でとても良い成長、風合いが出ます。 生物として丁寧に扱って頂けますと、それに答えるように驚くような反応、変化をしますので、大切に扱ってくださ~いね。
最後に我が家でとても成長しています、五つ子の桃太郎品種のトマトで~す。