ニット原料を知るともっと製品作りが楽しくなる~まとめ~

  • 繊維と糸

田崎さん

こんにちは、大久保です。

「知識がなければアイディアは出ない。」
これは、先生から教えて頂いた言葉。

会社に入って数年このことを実感しました。
学生時代は、編地のアイディアを出すのに悩みすぎて苦しんだことがありました。
アイディアの出せない自分がいやになってしまうことも・・・。

ですが、会社に入って、様々な糸の種類や知識を得るようになり、編地のアイディアを出すのが楽しくなりました。
この糸に適した編地は、これ! この素材にこの編地は不向きなど、素材のメリットとデメリットを知ることにより、迷いの渦の中に入り悩みすぎることがなくなったからです。

学生の頃の方が柔軟なアイディアが出そうですが、知識がまだまだ足り無かったのようです。
アイディアを出すには、たくさんの知識や経験が必要だったことに気づきました。

 

繊維のことが分からなくて、使い方に迷っている方のためになればと思い、
ニット糸で多く使われる繊維の基本知識についてヤーンアドバイザーの田崎がご紹介するブログ ”ニット原料を知るともっと製品作りが楽しくなる”をまとめました。ぜひ、ニット原料を知って、製品作りのアイディアにして欲しいと思います。

 

綿素材について

ニットの原料を知るともっと製品作りが楽しくなる(コットン編パート1)
もっとも、身近な繊維”綿(コットン)”の種類についてご紹介しています。
一言に綿といっても品種によって見た目や風合いの差がでます。
このブログでは、①綿の品種、②綿の特性と性質、③綿の欠点が分かります。

ニットの原料を知るともっと製品作りが楽しくなる(コットン編パート2)
糸の作り方(紡績の仕方・撚糸の方法)の種類の解説を含めた糸の種類をご紹介します。

 

ウール素材について

ニットの原料を知るともっと製品作りが楽しくなる(ウール編パート1)
ウールの種類を大別すると3種類に分かれます。ウールはニット以外にもさまざまなものの繊維として重宝されています。

ニットの原料を知るともっと製品作りが楽しくなる(ウール編パート2)
ウールが暖かいのはなぜだろうか。寒い冬から私たちの体を守ってくれるウールの良さについてのブログです。

ニットの原料を知るともっと製品作りが楽しくなる(ウール編パート3)
素材の欠点を知ることも重要。このブログではウールの欠点について書いています。
また欠点を活かしたデザインを考えることもおもしろいと思います。

ニットの原料を知るともっと製品作りが楽しくなる(ウール編パート4)
糸に付いてと繊維の太さ(マイクロン)についてのブログです。ウールのクオリティーを表す言葉で”エクストラファインウール”などはこの繊維の太さが基準になっています。

 

獣毛素材について

ニットの原料を知るともっと製品作りが楽しくなる(カシミヤ編)
獣毛の最高級原料、カシミヤについて特徴、デメリット、生産、手入れ方法について書いたブログです。
カシミヤ素材が最高級といわれる理由がここにあります。

ニットの原料を知ると製品作りが楽しくなる(アルパカ編)
ニット糸としてもっとも良く使われる獣毛アルパカの、生産地、特徴、欠点などに付いて書いたブログです。
個人的にはアルパカのなめらかな風合いが好きです。

ニットの原料を知ると製品作りが楽しくなる(モヘア編)
獣毛の最高級原料に入る、モヘアの原毛産地、特徴、原料の等級、欠点に付いて書いたブログです。
モヘアにも”スーパーキッドモヘア”や”キッドモヘア”といった等級が存在します。

ニットの原料を知ると製品作りが楽しくなる(アンゴラ編)
ふわっとした見た目が特徴のアンゴラの原産国、特徴、毛の種類、欠点に付いて書いたブログです。

ニット原料を知ると製品作りが楽しくなる(キャメル編)
キャメルとは、ラクダの毛です。(フタコブラクダ)
このブログでは、キャメルについて、産出国、特徴、欠点などに付いて書いていきます。

 

シルク素材について

ニット原料を知ると製品作りが楽しくなる(シルク編)
今回はシルク糸の誕生、生産国、種類、などを書いていきます。
歴史で習ったシルクロードがあるように紀元前約2500年頃の大昔からシルクは高級素材として世界各地に広まって行きました。

ニット原料を知ると製品作りが楽しくなる(シルク編Ⅱ)
シルクの特徴に付いて書いていきます。最大の特徴は天然繊維で一番長い繊維ということです。 この繊維の長さがあるからこそ、シルク特有の滑らかな風合いが感じられます。

ニット原料を知ると製品作りが楽しくなる(シルク編パート3)
シルクの糸の作り方をご紹介します。
シルクは他の原料と違います!
繊維長の長いシルクは、繊維を引き揃えて糸にする製糸、繊維をカットして紡績をしたり、繊維を薄い膜にしてつむぐなど、繊維を活かした方法で糸にします。
糸にする方法は大きく分けて3つあります。

 

まとめ

新しい記事は追記していきます。(2015.9.11更新)
ブックマークして困った時の参考にしていただけるとうれしいです。