春ニット用に紡績ファンシーで作った、とても上品で素敵な麻素材を紹介します

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こんにちは。 還暦に徐々に近づいています、小見ちゃんです。

過ごし易い春の季節が訪れました、私も朝の目覚めが心地良く感じるようになりました。 DSC_0219 自宅の玄関脇のプランターに植えていますパンジー、ビオラも満開になり始めています。

 

さて、本題です。

皆さん、ご存じでしょうか、紡績ファンシーと言われる素材。

通常は毛紡績の工場によく見られる紡績機械で作られる素材で、

元々は皆さんもニットで着用されています、モヘヤタムタムヤーンを作る特殊な紡績機械で作られます。   DSC_25611

今回は、 その特殊紡績(別名 トライスピン)の機械で春夏向けに何か出来ないだろうかと試行錯誤しながら悩み考えて見本を何点か作ったのですが、初めは糸にもならない失敗を繰り返し、原料で色々と苦労してようやく天然繊維の麻が一番最適で有るとわかり、最後に麻主体の春夏シーズン用の糸を2点作りましたので、ご紹介します。

特徴は、とても軽く、麻繊維の特長で有る光沢感も出ています。   DSC_0221 左がリネンを浮き糸に芯糸をシルクで作った素材、品名 ダンカンでとてもめずらしいリネンスラブヤーンです。

そして、右がコットンスラブのカスリを浮き糸に芯糸をラミーで作りました。こちらもスラブヤーですが、カスリを使用したことで、とても楽しい色合いを表現出来る素材です。

ぜひ、使用してみてください。

 

 

まとめ

糸作りは マダマダ 未知の世界が多く、色々な機械を使用することにより、今まで見たことの無いような糸が出来上がります。

そして、そのような糸により店頭にたくさんのニットが広がることを思うと、

これからも老体にムチを打ち、頑張って糸作りを続けていかなければ・・・ と思います。

 

皆さんも楽しく、素敵なニットにたくさん、出会ってくださいね。