オーストラリア羊毛より現在は懐かしいスポンディッシュな南米ウルグアイ羊毛が人気です
- 繊維と糸
- 投稿日:
- 2015-03-16
- (更新日:2020-06-27)
みなさん、こんにちわ、いつも元気に働いています小見ちゃんです。
段々と春らしき季節になりましたが、朝はまだまだ寒さが身に堪えます。
次男坊も来月から高校生活の2年目に入ります、日々、学校が近所なので自転車で通学をしていますが、若いと寒さもあまり感じないようで、とても、羨ましい限りです。
わたくしの朝の通勤時、橋の上から見える映像ですが日が昇るのも早くなり冬場の空気がとても澄んでいるおかげで、遠くに」富士山がくっきりと見えます。
とても、清々しい気持ちで会社へ行くことが出来る一コマです。
さて、本題です。
わたしが会社に入社して3年目に初めて営業に出て販売した素材で出来上がった製品です、当時はDCブームという時代でも有り、使う素材も吟味しながら、差別化をしていました。特に羊毛(メリノ種)と言うとオーストラリア産のメリノ羊毛が主で出回っていたのですが、有る紡績で南米のウルグアイ産のメリノ羊毛を見せられて、とてもスポンディッシュで柔らかかったので、すぐにお客様に気に入られ使用して戴ける事になり、製品になりました。
このカラーカードも20年以上前に我が社が初めて取り組んだストックサービスのBOOKで、今はこの一部しか残って無く貴重な資料です。
これもウルグアイ産のメリノ原料で作ったストレートの梳毛です、当時はとても人気が有り、たくさんの方々に使用して戴きました。
原毛の特徴はオーストラリアメリノ種に英国羊毛メリノ種を掛け合わせて出来た独特の品種でクリンプが強いのに細い毛質で出来ていますので柔らかく保温性に優れている点です、最近ではこの原毛が注目を集めているようで紡毛紡績、梳毛紡績が各社、カラーカードにして販売を始めています。
まとめ
わたしのお気に入りのセーターも30年近く着ていますが、素材の良さも有りますが、保存方法もとても愛着が有ったので今でも風合いも変わらず現存しているのだなーと思います。
皆さんもお気に入りのセーターを大事に長く、着用してくださ~い。