お悩み解決!!​カーディガンの​前立てパーツに​ついて

  • ニット製品

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こんにちは、製品部の小林です。

前回に引き続き、お悩み解消に向けたブログ、今回は前立てパーツについてです。

ニットカーディガンのサンプルが上がり、なんだかピシッと決まらない、でもどこが原因か分からない、、、ということありませんか?

よく見ると、前立ての首元部分が綺麗に首に沿わずに立ち上がっていることで間が抜けてかっこ悪い印象を与えることがあります。

今回は総針テープが前立てに使われている場合を想定し、どのような改善方法があるか考えていきたいと思います。

・衿ぐり立ち上がってしまう箇所に引返しを入れる

細かい箇所まで対応いただける工場さんは、衿ぐりに引き返しを入れてカーブを綺麗に入れてくださいます。

・リブ組織パーツにする

総針テープを諦めて、リブ組織に変更すると伸縮してスッキリと収まるかもしれません。

また、前立て端にかけて、度目を詰めることでさらに衿ぐりに沿わせることが可能です。

・前立ての巾を狭くする

そもそも前立ての巾が太くはありませんか?幅がある分、波立ちやすいこともあります。

巾を少し見直してみるのも一つの手です。

素材にもよりますが、5mm変えるだけでかなり変わってきますよ。

・ストレッチ糸を入れる

度目を詰めるだけで解消されない場合はストレッチ糸をプレーティングしましょう。

目がきゅっと締まって、衿ぐりもスッキリします。

・最後に

前回に引き続き、お悩み解決シリーズにしてみました。

ニットのカーディガンは前立てが大きな印象を与えますよね。

素材や形を考慮して素敵なセーターを作りましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

また、次回も宜しくお願いします!