まだ間に合う!春夏企画にオススメな糸をご紹介

  • おすすめ素材・糸

10

みなさんこんにちは。

「春夏企画の追い込み中・・・」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、「まだ間に合う!春夏企画にオススメな糸をご紹介」と題して、とくに春企画にぴったり且つ早くデリバリー可能な糸をご紹介いたします。

■来シーズン以降の春の気候はどうなる?

記録的な猛暑となり、寒さの訪れが遅かった2024年。

企画を考えていくにあたり「来シーズン以降ってそもそも春は来るの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

日本気象協会の予測によると、「2024年~2025年の冬は暖冬となった前シーズンと比較して強い寒波の影響を受けやすいものの、後半は気温が上昇しやすく、春の到来は早い」とのこと。

つまり、春の期間が長いため、穏やかな気候の日々が多いと考えられます。

そこで、少し肌寒い日々にも対応可能な、春夏素材を4つご紹介いたします。

■上品な光沢が高級感を演出!シルケット加工綿『リビエラシリーズ』

まず最初にオススメするのは、『リビエラシリーズ』から『リビエラスリム』と『リビエラファイン』です。

リビエラシリーズは、連続シルケット加工を施した綿のコードヤーンです。

綿素材の毛羽を無くし、光沢を与えるシルケット加工を施しており、光沢と編み目の美しさを兼ね備えた素材です。

高級感を演出できるため、上品なニット製品企画に最適です。

(シルケット加工についてはこちらで詳しく解説しています)

柄立ちがよいので、片畦の目もとても綺麗に立ちます。

リビエラスリム(1/11.3)

リビエラスリムのストックカラーはこちらから

リビエラファイン(1/22.8)

リビエラファインのストックカラーはこちらから

<ご注意事項>天竺に限り横筋が目立ちやすいため、“片畦などの両版組織や柄での編成”をおすすめしております。

■繊細さが魅力!極細番手のカベ糸『ルシエ』

次にご紹介するのは、『ルシエ』です。

極細のレーヨンにナイロンでカバーリングしたカベ形状の素材です。

カベ糸はカジュアルな雰囲気になりやすいと思いますが、ルシエは非常に繊細なカベ糸で透け感があり、キレイ目な製品にもぴったりです。

また、糸に形状が有り撚りも強く入っている為、シワにもなりづらいです。

春は温度調節が難しい気候かと思いますが、ルシエを使用した製品であれば、ちょっと脱いで鞄にしまっておいてもキレイなままを保てますよ。

ルシエでオススメな編地がこちら!

リンクス柄で編みたてるだけで、プリーツ調になり非常にキレイな製品に仕上がります。

編み効率もよく、とても好評です!

ルシエのストックカラーはこちら

■さらりとした着心地を実現!綿の強撚糸『キュリアス』

最後にご紹介するのは綿のSZ強撚糸『キュリアス』です。

糸に細かな凹凸があるカベ形状のため、肌に触れる面積が減り、まとわりつかないのが特徴です。

また撚りを多く加えているので、シワにもなりにくく、扱いやすい素材です。

風を通しやすくさらっとした快適な着心地で、春夏にぴったりの表情感のある素材です。

カーディガンといった羽織等はもちろん、ニットTシャツにも最適ですよ。

通常より度目を粗めて洗いとタンブラー乾燥をしっかり行う仕上げがオススメです。

■まとめ

今回、春にぴったりな4素材ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

筆者の一押し素材は「ルシエ」です。

繊細なシアー感が、トレンド感もありつつ上品さも兼ね備えているので様々な場面で活躍してくれそうな素材だなと思っています!

気になる素材が見つかりましたら、担当営業またはお問い合わせ窓口までご連絡ください。