編みのプリーツ

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こんにちは八木です。

今回は「編みプリーツ」の紹介です。

写真の製品は熱セットでプリーツをかけたのではなく、編み組織でプリーツにしています。

編みプリーツの構造

どのように編んでいるのかというと、総針ゴムをベースにしたプリーツで、折り山の部分を天竺編みにすることで簡単に襞(ひだ)をつけることができます。

折り山の 「山になる部分が、天竺表目」 「谷になる部分が、天竺裏目」 で編んでいます。

この製品は総針ゴムの編み幅をランダムにしているので、ランダムなプリーツになっています。

ボーダーの濃い薄い部分がありますが、ここは本数取りの違いです。1本取りと2本取りで編んでいます。

素材のご紹介

素材も繊細で綺麗ですよね!

BENSOLO ベンソロ – MONTELUCE ヤーンコレクション | 丸安毛糸株式会社 (maruyasu-fil.co.jp)

こちらの製品は、キュプラポリエステルのBENSOLO(ベンソロ)という糸を使用しています。

肌触りがよく上品な素材です。

まとめ

編みプリーツのご紹介でした。

こちらで紹介した編みプリーツの組織は総針ゴム編みがメインになるので、重くならないように素材やゲージを選ぶことが大事になります。

今回ご紹介した製品は、1本取りと2本取りを利用して150gとより軽く上がり、チェック柄のようなデザイン性もプラスされました。

まだまだニットには可能性がありますね。

ではまた!