編みのプリーツ
- 編み・柄

- 投稿日:
- 2024-10-15
- (更新日:2024-10-14)
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こんにちは八木です。
今回は「編みプリーツ」の紹介です。
写真の製品は熱セットでプリーツをかけたのではなく、編み組織でプリーツにしています。


編みプリーツの構造

どのように編んでいるのかというと、総針ゴムをベースにしたプリーツで、折り山の部分を天竺編みにすることで簡単に襞(ひだ)をつけることができます。
折り山の 「山になる部分が、天竺表目」 「谷になる部分が、天竺裏目」 で編んでいます。
この製品は総針ゴムの編み幅をランダムにしているので、ランダムなプリーツになっています。
ボーダーの濃い薄い部分がありますが、ここは本数取りの違いです。1本取りと2本取りで編んでいます。
素材のご紹介
素材も繊細で綺麗ですよね!
BENSOLO ベンソロ – MONTELUCE ヤーンコレクション | 丸安毛糸株式会社 (maruyasu-fil.co.jp)
こちらの製品は、キュプラポリエステルのBENSOLO(ベンソロ)という糸を使用しています。
肌触りがよく上品な素材です。
まとめ
編みプリーツのご紹介でした。
こちらで紹介した編みプリーツの組織は総針ゴム編みがメインになるので、重くならないように素材やゲージを選ぶことが大事になります。
今回ご紹介した製品は、1本取りと2本取りを利用して150gとより軽く上がり、チェック柄のようなデザイン性もプラスされました。
まだまだニットには可能性がありますね。
ではまた!