片袋編みについてご紹介します!

  • 基礎講座

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こんにちは、丸安毛糸の若名です!

やっと、やっと涼しくなってきましたね。。。!

ニットが大活躍する季節がやってきますね!

さて、先日のブログでニット製品の部分的な仕様についてご紹介いたしました。

今回はその中でご紹介できなかった片袋(かたぶくろ)編みについてご紹介させて頂ければと思います!

片袋(かたぶくろ)とは?

片袋は、総針ゴムと袋編みを組み合わせた編み方です。

前回のブログで裏総針についてご紹介しましたが、そちらの天竺バージョンのようなイメージです!

天竺の編地を裏側に足して補強するような感じなので、裏総針よりは少し薄く仕上がります。

こちらも前立てやスリット、マフラーの端にぴったりの編み方になります。

編成図

編成図(編み方の図解)はこんな感じです!

①総針ゴム→②前後の針の片側だけ袋(天竺)を繰り返します。

総針で前後に1段、袋で片側だけ(表)1段なので、表2段に対して裏が1段になります。

その分、裏の1段が引っ張られて編地が少しだけ縮むので、編み端が伸びずにすっきりと収まります。

総針ゴムは前後の針を両方編み、天竺は片側だけを編みます。

編地使いの場合

実は片袋の別名は「ハーフミラノリブ」です。ミラノリブはよく聞くことも多い編み方だと思いますが、そちらの薄いバージョンと思って頂ければ間違いないです。

ミラノリブとの違いはこちらのブログ↓でご紹介しています!

ミラノリブよりも少し薄く軽く仕上がるので、伸縮性が無いしっかりした編地にしたいけど重たくしたくない場合はよく活用されている編み方です。

同じ編み方ですが、ベースで使うときはハーフミラノリブ、端の処理で使うときは片袋と名称を使い分けることが多いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

色々な仕様がありニットは奥が深いですね~!

またぜひご紹介させていただきます!

それでは。