ニット素材の綿の特徴と種類について
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- 投稿日:
- 2024-06-17
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こんにちは。丸安毛糸の住吉です。
今回は春夏素材の代表とも言える綿素材の特徴とその種類について
紹介していきます。
コットンの原料となるのは、ワタの種子からとれる綿花です。
温暖で湿潤な地域であるインドや中国、アメリカなど、あらゆる国で作られています。
天然繊維であるコットンは吸水性・通気性に優れており、また綿の繊維の中は空洞になっているため熱伝導率が低く、たまった熱が放出されにくいといった特性があります。
コットンは他の天然繊維より水に強いため、比較的イージーケア。さらに耐熱性にも優れており、アイロン等をかけても縮みにくいのも特徴です。
洗うと縮みやすく、摩擦によって毛羽立ちやすいという特徴もあります。また、吸水性が高い反面、乾きにくいという特徴もあります。
世界三大綿
【ギザコットン】
ギザコットンは、エジプトの北部にあるナイル川流域のギザ地方で栽培されています。繊維長は長繊維種、場合によっては超長綿に値することも。
光沢と優しい肌触りが特徴で、最高品質とされる「GIZA45」はまるでシルクのようと評されています。
【スーピマコットン】
アメリカ南西部で栽培された高級綿でスーピマ協会の基準をクリアしたものを「スーピマコットン」と呼んでいます。
毛羽立ちが少なく、シルクのような光沢としなやかな風合いと肌触りで、「綿のカシミア」ともいわれています。
【新疆綿】
新疆綿は中国のウイグル自治区で生産され、山脈の雪解け水を利用して栽培され、手積みで収穫されます。
また、他の超長綿のような基準が無く比較的入手しやすいのも特徴です。
その他の綿
【海島綿】
西インド諸島でのみ生産される長繊維のコットンで、カリブ海の暖かい気候の元育った世界で最も優れた綿花とされている品種です。品質は繊維が長く、柔らかく光沢に富んでいて生産量が少なく、希少価値が高く評価されています。
海島綿協会に所属している企業によって供給されています。
【エジプト綿】
ナイル河流域で育った優れた綿花です。光沢、強度が特徴といわれています。
【スーダン綿】
エジプトと隣接していてエジプト綿と同じくナイル河流域で育った綿花。繊維は細くて長いのですが、、エジプト綿より強度が劣るため通常エジプト綿にまぜて使われます。
【米綿】
アメリカ各地で栽培され地域によって品質が大きく異なります。その中でも高品質とされているのは、スーピマ綿です。強度に優れているのが特徴。
【インド綿】
インドの国内各地で生産されています。インドの紡績技術の発達により風合いもさらに改良されています。
ナチュラルでさらっとした感触が特徴。
【メキシコ綿】
品種は米綿に属し中程度です。中番手綿糸用として重要視されています。
綿にも羊毛のようにたくさんの種類がありました。様々な特徴を知る事で、ニット作りの幅が広がるのではないでしょうか?
それではまた。