情熱の国は「リサイクル」最先端の国でした!
- 海外情報
- 投稿日:
- 2015-01-30
- (更新日:2020-06-27)
皆さんこんにちは~。織田です(^^)/
早いもので今年も一か月が終わろうとしています。何時もの事なんですが1月はバタバタで、「あ」っとい間に2月を迎えてしまい反省をしている今日この頃です。。。(^_^;) 皆さんは如何でしょうか???
話は変わりますが、最近「リサイクル、エコ」についてちょっと意識をしています。
そこで今回は「リサイクル、エコ」についてお話をしたいと思います。
目次
1.「リサイクル、エコ」の先進国は?
2.どの様に作っているの?
3.どんな商品を作っているの?
4.まとめ
1.「リサイクル、エコ」の先進国?
それは情熱の国『スペイン』なんです。ZARAに代表される様にスペインブランドは世界中に数多く存在しております。
その昔バルセロナは「グエル伯爵」によって織物工場が多く作られ繊維の町として栄えたそうです。しかし限られた資源以上に繊維業界を発展させるために考えられた事が「リサイクル、エコ」だった様です。
スペインを代表するブランドZARA
人気急上昇のdesigual
2.どの様に作っているの?
①主に古着やペットボトルを回収して再生をしています。
②次に回収した古着の選別作業です。例えば、綿の赤系のTシャツは赤系でまとめて保管し青系のTシャツは青系でまとめて保管。。。と言う様にまずはそれぞれの素材と色に分ける作業をします。
③振り分けられた素材、色はそれぞれ砕かれ分解して再度綿の状態にします。
④この再生された綿をブレンドして必要とされる混率や色にMixしてゆきます。
⑤後はいつもの様に紡績工程を踏まえて糸の完成です。
★この工程では染色作業が無いので染料を使用しなかったり水や電力の使用が極めて少ない為資源の無駄使いや環境にとても優しい「エコ」と言われています。
3.どんな商品を作っているの?
「リサイクル」された糸の多くは毛布やソファー用に使用します。特にイギリス、ドイツなどに多く輸出されているようです。因みに毛布はてとも肌触りがよく気持ちいいの一言です!
次に多いのがTシャツなどのカットソーです。又私たちの扱っているニット用の糸も多く紡績されています。お客様からの要望にあわせて色々な色の綿を組み合わせてオリジナルの色を作り出して頂けます。もちろん同じ色のリピートだって大丈夫なんだです!
ニット糸も毛布と同様で「リサイクル」とは思えない程の風合いの良さがあります。追加オーダーが有っても同じ色が出せる所がとても便利で素晴らしいと思いました。
4.まとめ
私たちの住んでいる日本でも「リサイクル」繊維は注目されましたが、値段が高くて今一つ普及されませんでした。しかしスペインの「リサイクル」繊維は驚く程安くて品質も高いのです。私たちもこの情熱の国スペインを見習って「リサイクル、エコ」について興味を持ち取り組んでいかねば。。。と思いました。
ではまた~(^^)/