基本の”き”ニットって何？

小林夏実

皆さんこんにちは！

最近、丸安毛糸㈱製品部のインスタグラム＠maruyasu.knitにて、より色々な方々にニットについて知って頂くために、過去投稿させていただきましたブログをまとめて、投稿をし始めました！

ニット製品の基本的なことからアレンジ方法まで、お役立ち情報を更新していきたいと思います。

日頃からインスタグラムをチェックされている方は、こちらのほうも、是非ご覧ください。

さて、今回のテーマは基本の”き”のニットって何？についてお話しさせていただきたいと思います。

ニットというのは？

ニットというのは「編む（KNIT）」という技法の名前で、編み物の総称をニットと呼ぶこともあります。
編み目、ループが連続することによって作られます。

織物との違いは
・縦横の伸縮性が大きい
・シワになりにくい
・着心地がよい　等

同じ素材でも生地の作り方によって全く違う見え方をするのが面白いですね！

図にすると写真のように表されます。

大きく横編み、経編分けられますが、その後さらに細かく区分けされます。

緯編（よこあみ、weft knitted fabric）
手編の編成をそのまま機械化したもので、ループをたて方向に連綴させたものです。

布地を形成する方向は橫に進みます。

経編（たてあみ、 warp knitted fabric）
織物の原理を応用したもので、ループを橫方向に連綴させたものです。

布地を形成する方向は縦に進みます。

セーターは横編み機で編まれたものです。

横編み機は１本の糸を左右に往復して移動させ、編地を形成します。

市場のセーターはほとんどがこの横編み機で作られています。

丸編み機で編まれたものです。

丸編み機は円筒上に編地が形成されます。

成型編みができないので裁断、縫製をします。

Tシャツやパーカーなどが主な製品です。

靴下編み機で編まれたものです。

セーターの編み機とはまた別の機械になります。

いかがでしたでしょうか？

今一度、ニットについておさらいが出来たのではないでしょうか。

また、次回もニットの気になる情報をお伝えしていきたいと思いますので、宜しくお願い致します^^

小林夏実

こんにちは
製品部の小林です！
ニットって面白いんだな、と少しでも興味を持ってもらえるようなブログを書きたいと思います。
宜しくお願いします。