古着ニットディグり#2

  • 編み・柄

こんにちは

丸安毛糸の寺尾です

しっかり寒くなってきたのでダウンやヘビーアウターを着ている人をよく見かけるようになりましたね。

いよいよニットシーズン到来でテンションが上がってきております、、!

前回に引き続き古着ニットで気になったものをメンズ、レディースで1着ずつご紹介していきたいと思います。

※古着業界では古着を漁ることをディグる(掘る)と表現するようです、面白いですね笑

メンズニット

https://vintage.city/products/41473からお借りしました。

シュプリームのミドルゲージ、WJQのニットPOです

2色配色で、柄はNYの高層建物群でしょうか、、?

シュプリームらしい柄であると共に、攻めた柄ではないので着回し力が高そうです。

このデザインでいいなと思った点が、ビルの窓部分を1目~2目ほど白色で編むことで表現している部分がニットらしくて良いと思いました。

袖と身頃の柄部分も合わせてあるのでまとまりの良い1着となっております。

レディースニット

https://vintage.city/products/56124からお借りしました

モヘヤ100%のゴージャスなニットです。

ユーロ古着っぽい、品のある配色で毛足が長めのニットPOです。

弊社素材でモヘヤというとVICTORIA(https://www.maruyasu-fil.co.jp/departments/monteluce/yarn-collection/626)が人気素材となっております。

おそらくこちらのニットはモヘヤ100%素材なのでその分へアリー感が強い製品となっています。

一番上のメランジ部分は、撚り杢というより、白と黒の糸を引き揃えて編まれているように見えます。

ニットでメランジを表現したい場合には2色以上の糸をランダムに表目に出す引き揃え編み、もしくは糸の段階から杢調になっている糸を利用することで表現ができます。

まとめ

普段はアプリを利用して古着をディグっているのですが、やはり現物での風合い、触り心地、着心地などは

実店舗を周らないと分からないので、オンライン、オフラインをうまく利用しながらいろんなニットにふれあっていきたいと思います。

是非、皆様もご利用なさってみて下さい。