【初心者向け】番手のお話~続編~

  • 基礎講座

こんにちは、佐野です!

前回番手のお話を、すごーく入口のところからお話させていただきました。

今日はまたちょっとその続編的な感じで番手についてお話できたらと思います。

よろしければ前回のブログからご覧ください

前回の内容を簡単にまとめますと、

・1kgで1kmの長さの時に1番手=1/1(いちばんたんし)

ということについてお話させていただきました。

今回は意外と落とし穴な“総合番手”という入口からお伝えできたらと思います。

双糸表記から考える総合番手について

双糸表記とは、2/48とかいて”よんぱちそうし”と読むときに”そうし”の部分で、
分数で見たときの分子に”2″がついてるあれです。

2/48

よんぱちそうし

すなわち、1kgの重さで48kmの長さの糸を2本撚り合わせました。

という表記になります。

こうなったときに、長さがどれぐらいか、を考えて編み立てに進んでいきます。

2/48が1kgでどれぐらいの長さかというと、

答えは24km!!

これ、どういうことかと言いますと、1/48が2本撚り合わされて2/48となることから、
1kgの重さの1/48と同じ1kgの重さの1/48を足して、出来上がる糸は2kg分できることになり、
2kgで48kmの長さありますよ、という考え方ができるということになります。


これを1kg単体で見たときに半分の長さの24kmとなる、というのが着地です。

このように出来上がった糸を1kgの重さで換算することを“総合番手”と呼んでおります。

2/48の総合番手=1/24

=1kgで24kmの長さの糸、そのつくりは1/48の双糸です。

といった具合です。

う~ん、、、伝わりますかね??

私自身もこれを理解するのに実は3年ぐらいかかったような、、、

今でも新入社員が入社するとこれを教えることから始めているのですが、
なかなか言葉で伝えるのが難しく、もっと伝えやすい方法はないかと悶々とする瞬間があります。

慣れてくればすっと理解できる内容ですので、このブログでもじっくりお伝えすることに挑戦していきたいと思います。

また次回総合番手についてもう少し掘り下げてみますね!

それでは!