ニット輸入関税 ~豆知識~
- ニット製品の輸出入
- 投稿日:
- 2021-08-23
- (更新日:2021-08-20)
こんにちは。
毎日、日本に多くのものが船や航空機で到着しますね。
外国から入ってくる品は、税関審査を受け関税を課せられます。
今回は、関税についてクイズ形式で進めてみます。
関税とは
輸入品に課される税です。
品目、税番によって税率が異なり、ニットといっても原料の糸と製品では税率が違います。
外国の安い商品が入ってくると日本の同じ製品が売れなくなってしまいます。
そこで、輸入品に関税を課して輸入コストが増加させることで価格差が縮小するので国内産業を守ることになります。
また、国や地方公共団体の活動の財源になり公的サービスにもつながります。
問題1 関税は国税?それとも地方税?
答えは、国に納める国税です。
所得税も国税になります。
地方公共団体に納める税は地方税となり、都道府県民税や市町村民税、自動車税などがあります。
問題2 関税は消費税?それとも間接税?
答えは、間接税です。
消費税も間接税で、税を納める人と負担する人が違います。
消費者が負担して事業者が納めることになります。
他には入湯税などがあります。
問題3 関税の免除はあるか?
EPA(経済連携協定)の基準を満たし、必要書類を揃える必要があります。
条件は協定毎に異なります。書類の面からみてみると原産性証明に自己申告制度と第三者証明制度があり提出書類が違います。
終わりに
まとめると、”関税は国税であり間接税”でした。
(国に納める税であり、納税負担者から事業者を通じて納付)
では、また。