ファンシー・ヤーン(意匠糸)Part3

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明けましておめでとうございます。

皆さんの年末年始は如何でしたか?
私はお正月にGoToキャンペーンを利用して旅行に行く予定でしたがコロナ問題でGoToキャンペーンが停止となった事で自宅で寝正月となってしまいました。

2021年はコロナウイルス問題に翻弄される事の無い生活を送る事ができるのを願うばかりです。

では本題です。

今回はファンシー・ヤーン(意匠糸)の第3弾です。


ノットヤーンとは?

ノットヤーンは芯糸と弛糸で撚糸する際に、あらかじめ予定された時期に芯糸とを停止させると弛糸の一点に巻きつき玉を形成します。これを押糸を用いて上撚りをした糸です。
玉の形状は、芯糸の停止時間、停止距離により変わりますが、これらにより出来る玉の形状によりさまざま呼び方があります。


ノットヤーン

芯糸を一点で止めて小さな玉の形状を作ったのもです。

実際はこの様な形状の糸になります。




ロングノット

芯糸の長さを微動されることでスラブ状のスレットした玉を形成したものです。





エキセンノット

芯糸と弛糸を交互に止めて、お互いの玉形状を作ったスレットで、芯糸と弛糸の色や素材(原料)を変える事により異なった玉形状ができます。

一般的には変わり玉ノットとも言われていて2色の色を出せるのが大きな特徴です。




皆さんいかがでしたでしょうか?
このノット糸はツードや編地に表情を出したい時に多く使われていましたが近年ではブークレーやループ形状がトレンドとなっていてノット糸を使用する機会めっきり減ってしましました。
ノット糸がトレンドとなる様に色々と編地を考えて行きたいと思います。

ではまた~。