ニット輸入~船での輸入時に出てくる用語~

  • ニット製品の輸出入

こんにちは。

今年もの今年も残りわずかとなりました。
世界の海には、私たちに身近なものを載せたコンテナ船が休みなく航行しています。
今回は、船での輸入時に出てくる用語をいくつか挙げたいと思います。

1.B/L 


輸入手続きに必要な書類の一つBILL OF LADING の略で船荷証券の事です。
貨物を輸入地で引き取るのに必要です。
B/Lには、ORIGINAL B/LとSURRENDERD B/Lがありその案件の条件をもとにどちらが最適か選択します。
ちなみに、AIR輸入時の貨物引換に必要なのは、AWB(AIR WAY BILL)と略される航空貨物運送状です。

2.FCLとLCL


FCL:FULL CONTAINER LOADの略。コンテナ一本貸切。コンテナ一本の中が全て自社の貨物。すべての貨物が自社貨物なので中身を仕分ける手間が省けるのでLCLに比べて引取が早い
LCL:LESS THAN CONTAINER LOADの略。一本のコンテナに他社の貨物も一緒に混載すること。コンテナの貨物を荷受人毎に仕分けする手間が必要なので、FCLに比べて引取に時間がかかります。

3.ETD とETA


ETD:ESTIMATED TIME OF ARRIVALの略で到着予定を表します。
ETA;ESTIMATED TIME OF DEPARTUREの略で出発予定を表します。
ETD TYO : 21/DEC,2020 は12/21に到着予定を表します。
輸出者やフォワーダーとスケジュールのやり取りの際に出てきます。

4.CYとFCS


CY: CONTAINER YARD.上記2.で出てきたFCLのコンテナの諸作業をするところ。
CFS:CONTAINER FREIGHT STATION.複数の荷主の貨物が混載されたLCLコンテナを仕分けなどするところ。

5.CUT

輸出入をやっていると、よくCUTいつ?と聞かれます。
この場合は、貨物の持ち込みや書類提出の締切日を意味します。

6.終わりに


いかがでしたか。
対語が多いようです。セットにして覚えるといいかもしれません。
では、また。