シーズンレスで活躍する素材

  • おすすめ素材・糸

こんにちは。八木です。

季節の変わり目は、暑かったり寒かったりで、衣替えのタイミングに悩みますよね。今冬は暖かい日が続いて、思えば一年中着ているお洋服も増えてきていませんか?クローゼットもあんまり物を置きたくないし、年中活躍する服があれば節約にもなって良いですよね!

そこでおすすめしたい素材が、綿カシミヤの『メーテル』です!

綿カシミヤ『メーテル』

綿80%カシミヤ20%の混紡糸です。カシミヤが20%なので、暑すぎず程よく体温になじみます。

糸の特徴は、通常よりも撚りを甘く仕上げているので、綿の柔らかな風合いに更にカシミヤの柔らかさがプラスされています。この糸に使用しているカシミヤは、カシミヤの糸を紡績する工程で必ず出てしまう落ち綿を再利用”リユース”し、綿のわたに再度ブレンドし紡績しているので、環境に配慮した素材でもあります。

番手は、「2/50」「2/66」の2種類と、それぞれを元糸にリリヤーンにした「1/3リリー」「1/4.5リリー」の2種類。

「2/50」「2/66」の細番手のものは柔らかく軽く、着心地がよいです。また太番手のリリヤーンタイプはざっくりしたプルオーバーやカーディガンにおすすめで、こちらも年中健やかに心地よく着ることができます。

※ 色:1色のベタ染め と 片染めでTOP調の色 があります

 

『メーテル』の編地

2/66メーテル 14G-1Pリブ とても軽く着やすい。少し透ける感じもよい。透けるのが気になる場合は16Gがおすすめ。

2/50メーテル 14G-1Pスムース 厚手のしっかりしたスウェットのような編地。履き心地のよいボトムスとしてもよい。

リリヤーンの天竺と片畦 ニットらしいざっくりとした雰囲気にしたい方におすすめ。

洗いの仕上げで風合いが変わります

洗いの仕上げ 「ここがポイント!」です。

この『メーテル』は、製品の最後の洗い(縮絨)で風合いに違いが出ます。

そこでワンポイントアドバイス! 重要なのは 洗いの時間 です。

『メーテル』に使用ているカシミヤは繊維が短いので、洗えば洗うほどカシミヤが糸の外側に浮いてきます。ということは、洗えば洗うほどカシミアタッチが強くなるということです。逆にいうと、あまり時間をかけて洗わないことで、綿タッチの方が強くなります。サラッとしたタッチがいいわ!という方は、洗いの時間を短くすることをおすすめします。

イメージする風合いに合わせて、洗いの時間を調整することがキーポイントです。

まとめ

綿80%カシミヤ20%の『メーテル』は、季節を問わず心地よく着ることができるのでおすすめです。

また、細番手から太番手まで揃っているので、作りたいイメージに合わせて選ぶことができます。

洗いの仕上げで、肌触りが変わってくるのでお好みの風合いで遊べます。

シーズンレスな素材をお探しの際は、『メーテル』を思い出してください~