"IBAN CODE"...ケタ数の多~い!!ニットヤーン代金の支払いに出てくる CODEとは??
- ニット製品の輸出入
- 投稿日:
- 2019-06-28
- (更新日:2020-06-30)
こんにちは。
先週、チケットの抽選結果のでた東京オリンピックまで392日。
チケット応募には気づいたら締切が過ぎてましたが・・・
先日、ある観戦チケットの公式サイト内マイアカウントを開きました。
期間中、雨天中止の試合もあり、チケットリファンドのアナウンスが出ていて、
読み進めてみると、チケット購入時の条件によっては、銀行口座の” IBAN CODE ” を提供するように !と。
ん? IBAN CODE ??
これ、業務で主にイタリアへニットヤーンの代金を送金する際、INVOICE の銀行明細欄に書かれている用語です。
支払手続きは、経理任せなのですが、なんとなく普段目にするこの IBAN CODE を挙げたいと思います。
1.IBAN CODE とは
International Bank Account Numberの略で主に欧州へ送金する時に必要なコード。
銀行口座の 国 ・ 支店 ・ 口座番号 を特定する為の長~い最大34ケタの数字です。
(日本から送金時)口座番号まで網羅しているIBAN CODE は口座番号欄に入力となっているシステムが多いようです。
2.欧州以外の国で必要なコードは?
IBAN CODE が欧州へ送金するのに、必要な情報である事がわかりました。
では、他の国では、どうなのでしょうか。
- アメリカの銀行へ送金する時に必要なコードは、IBAN CODEではなく、
アメリカ国内の銀行が個別に保有している ABA Routing Numberというものが必要になります。
(ABA : American Bankers Association) - 日本は?
BAN CODE やABA Routing Number などは、日本では使われていないので、
海外から日本の銀行へ送金してもらう時には、SWIFT CODE 情報を送金元へ知らせます。
- SWIFT CODE とは
Society for Worldwise Interbank Financial Telecommunicationの略。
銀行・国・場所・支店を特定するための8~11ケタのコードです。
3.終わりに
IBAN CODE とは、欧州へ送金する時に必要な情報の一つでした。
日本への送金は SWIFT CODE 。
※ヨーロッパへの送金には、IBAN CODE だけでなくSWIFT CODE の入力も求められているようです。
この “IBAN CODE ” という言葉。
業務にも出てきて、なんとなく意味を知っていたので、ストレスなくチケット返金方法を読み進める事が出来ました。
世の中、無駄な事はなく、何かしら繋がっているのだな。と改めて感じました。
今回、私はチケットリファンド対象ではありませんでしたが、欧州で対象の方達はIBAN CODE を提供しているのでしょう。
では、また。