ジャガード編ニットについて

  • 編み・柄

皆さま、初めまして。昨年の4月に入社致しました。
額賀(ヌカガ)大輔と申します。
珍しい苗字なので、是非覚えて下さいね。

 

今、世界ではどんなファッションが流行っているんだろう?
僕ならではの視点で見えたことをご紹介していきます!

 

簡単に自己紹介ですが、、、
入社前は文化服装学院のニットデザイン科でニットの知識などを学んできました。
映画、アート、音楽が大好きなので、ブログでも色々と紹介して行こうと思います。

 

早速ですが、皆さまは、ニットに興味を持ったきっかけって覚えていますか??

ニットに興味をもったきっかけ

正直に言うと僕は特別ニットに興味があった訳ではなく、、、脇役的な印象を持っていました。
しかし、2015SSのgosha rubchinskiyのショーのこのルックを見て衝撃が走りました!

画像はこちらからお借りしました。

 

今でこそ、ストリートブランドが台頭してきている時代なのでインパクト代の柄物ニットって珍しくないですよね。
しかし無知だった僕はこういったニットの名前も知らず、必死にニットについて調べました。

今でも記憶に残るニット。

他にも、Vetements のマフラー(デザイナー/デムナヴァザリア)

画像はこちらからお借りしました。

 

記憶にも新しい、LOUIS VUITTONのPO(デザイナー/ ヴァージルアブロー)


画像はこちらからお借りしました

 

J.W AndersonのPO(デザイナー/ジョナサンアンダーソン)


画像はこちらからお借りしました

※余談ですがこのPOは英アーティスト<Gilbert and George>とのコラボです。
素晴らしい作品が多いので是非調べてみて下さいね。

どうやってこんな編み方が出来るんだろう?そんな事からニットへの扉を開きました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、、

いまご紹介したニットは”ジャガード編み”という編み方を行っています。
ジャガードについて、詳しくは過去の記事を読んでいただければと思います。

https://www.knitmag.jp/1531

 

僕がご紹介しますのでは、

ゲージ毎の柄の見え方について。

実際に製品をみていても、細かい柄、粗い柄、色々ありますよね。

 

代表的なゲージとして

7GG

特徴として、粗い柄、厚みをしっかりと出すことができます。
ファンシーヤーンも編むことができるので、柄+素材を楽しめるゲージだと思います。
参考までにSUPREME18AWのカーディガンを

画像はこちらからお借りしました。

 

14GG

特徴としては、細かい柄の表現を得意とします。
素材感よりもインパクト大の柄、絵を見せたい!そんなときに使用するゲージです。

僕も学生時代はとにかく、ハイゲージ!そんなスワッチを作成していました。

参考までに、、学生時代に作成した、12GGのスワッチ写真を。
細かい柄の上に文字を入れてもしっかりと柄の表情が伝わってきます。

 

簡単な紹介になってしまいましたが、いかがでしょうか?

ジャガードの魅力、伝わったことを祈ります。

やっぱり特徴的な柄のニットって最高ですよね!

 

次回は実際にジャガード柄ってどうやってデザインするの?

デザインシステムについてお話しようと思います。

 

次回も是非ご覧ください。