<ニット>横編みとカットソーの見分け方を御存知ですか?
- ニット製品
- 投稿日:
- 2019-03-29
- (更新日:2020-10-29)
皆さま初めまして!
私は昨年度より中途入社しました中村です!
アパレル業界での無駄に長過ぎる!経験を駆使したブログに出来ればと思います。
皆さまよろしくお願い致します!
ニットと言えば
ニットと言えばセーターに代表とされる横編みをイメージされる方がほとんどと思われます。
ですがニットには横編み以外に縦編み、丸編み等があるのをご存知でしょうか?
初歩的な内容で申し訳ありませんが、お付き合い下さい。
橫編み
<横編み機(手横)>
横編みについてはいつも弊社の専門家の皆さんがブログで紹介していますので省かせて頂きます。
今回は私の前職が丸編み屋サンだったことも有り、今日は皆様の身近な丸編みについて御紹介させて頂きます。
丸編み
<丸編み機>
引用元 ㈱バーンズファクトリー様
同じニットと言えども横編みと丸編みは根本的に構造がまるっきり違います。
横編みと言えば家庭機(私の家でもいつも母が兄のセーターを解いて私のセーターを編んでくれていたもんです・・・ふっる~!)の様に左右に糸が行ったり来たり往復して走るのですが、丸編みとは文字通り、らせん状に糸が走り筒状に生地が編まれていきます。
写真の編み機で下部分で巻き取りながら1反の加工後の長さ(30メートルから50メートル)に合わせて編んでいきます。この機械の上部、周りには糸のコーンが20数本~30数本もあるのですが、この編み立てる本数が基本的に一周で編まれる段数となります。
この一度に大量の糸道が必要というのが丸編みの特徴であり、片や最小1本の糸道で編める横編みとの大きな違いとなります。
そしてこの編まれた生機(らせん状)を整理加工場に送り、洗い、開反、縮絨等の後加工を行います。
そして途中工程で筒生地の一片を縦にカットする事で初めて長方形のニット生地となります。
横編みは身頃、袖などをリンキング、縫製後に洗い、縮絨などが入りますが、丸編みの場合はこの様に生地の段階で洗い、縮絨などの後加工が入ります。
この様な大掛りの工程が必要となる為に丸編みは効率が良い代わりに小ロットでの生産には適しません。
また横編みのような成型編みが出来無い為に生地からの裁断(カット)となり、その後縫製(ソー)となりカットソーと呼ばれています。
ちなみに横編みで成型編みではなく、長方形の編地から裁断、縫製する場合はニットソーと呼ばれます。
そこで質問です!
皆さんはセーターあるいはTシャツを見て横編みか丸編みか違いがお分かりでしょうか?
見分け方が一番簡単なのは?
このブログを見られている方は横編みに詳しい方ばかりなのでお分かりになる方が多いでしょうが巷では同業界でも案外知らない方が多いのは事実です!
ジャジャジャジャーン!!
それは裾、袖口の仕様を見る事でした! (しょーもな!(突然の関西弁!!)という声は無視して進めます)
横編みではまず編出しはリブか、天竺袋の仕様が多いのですが、カットソーではカット面から解れてしまう為に縫い代無しで仕上げる事が出来ません。その為に縫製(色々な仕様)が必要です。
ここを見れば一目瞭然というわけです。
横編み(リブ,天竺袋編出し)
丸編み(一本針ステッチ)
まとめ
という事で今後もカットソーについて書いていければと思っています!
タイトル写真は全く内容に関係のない私の趣味のロードバイクで行った奥多摩湖の写真です。
こんな山奥まで自分の足で登れると感激します!
今後趣味の内容なども書いていければ良いのですが・・・さあどうなりますことやら・・・
こういった薄い内容で一回目のブログとしたいと思います。
昨年より縁あってロートルながら会社の一員とさせて頂きました中村が伝えしました!
それではまたお会いしましょう!