シャワーより湯船。入浴の習慣を見直してみよう。

  • 生活に役立つ豆知識

こんにちは。小柳です。

皆さま、お盆休みはゆっくり過ごすことはできましたか?私はお墓参りをしたり、親戚と会ったりしゆっくり過ごすことができました。お盆休み中は台風の影響か涼しい日もありましたが、まだまだ暑い日が続きそうですね。暑いと入浴は湯船に浸かるのを避けシャワーで済ませてしまいがちですが、暑くても湯船に浸かるといいことがあります。そのメリットについて今回はご紹介します。

画像はこちらからお借りしました。

 

目次

  • 湯船に浸かるメリット
  • 入浴で意識したいポイント
  • 最後に

湯船に浸かるメリット

冷えた体を温める

冷房が効いた室内で過ごすことや、冷たい食べ物や飲み物を摂ることが増える時期は、気づかないうちに身体が冷えてしまいがちです。冷えは血行不良を引き起こし、肌荒れやむくみ、肩こりなどの原因にもなります。湯船に入ってトリートメントすることによってとることができます。

辛い肩こり首コリに◎

肩や首が凝っている場合、首までゆったり湯船に浸かってください。血行が促進され、浮力も重なり肩の力が抜けます。そのため凝りが解消すると言われています。同時に半身浴もよいとされており、じっくり長時間ぬるめの湯船に浸かることによっていい汗をかき、新陳代謝を高めることができます。

自律神経のバランスを整える

夏バテの原因は数多くあるといわれていますが、その原因のひとつとして挙げられるのが、“自律神経の乱れ”です。ぬるめの湯船にゆっくりと浸かることによって、副交感神経が優位になりリラックス効果が得られ、自律神経のバランスを整えることにもつながります。

メラニンを排出しやすくなる

日焼けによるシミが気になるという方も多いかと思いますが、シミ対策としても湯船に浸かることはおすすめです。温熱により血流が改善。また、浴槽のお湯の重さ・圧が、全身をマッサージしたかのような状態にし、これによっても全身の血行がよくなります。すると、血液からの栄養が全身にいき渡りやすくなって、肌の新陳代謝がアップ。皮脂汚れや古い角質が落ち、シミの原因となるメラニンの排出につながるのです。また、メラニンの生成を抑え、美白効果もあるとされる“ビタミンC”も、血流がアップすることによって末端まで運ばれるので、ビタミンCを摂取した上での入浴は効果的です。

 

入浴で意識したいポイント

ぬるめの湯船にゆっくりと 

血行促進やリラックス効果を期待するのであれば、40℃以下のぬるめのお湯に10分から15分ぐらいかけてゆっくりと浸かるのがお勧めです。就寝の1~2時間前にぬるめの湯船に浸かることで快眠につながるとも言われています。

入浴前後には水分補給

入浴前にコップ一杯の水を飲むことで入浴中に発汗が促され、代謝の向上デトックスに効果的です。汗で失われた水分をお風呂上りに水を飲むことでしっかりと補給することも忘れないでください。

入浴剤選びも大切

紫外線を浴びてしまうことも多い夏の肌は、そのダメージによって乾燥しやすくなっています。保湿成分を含む入浴剤を使うことで肌の潤いを守りましょう。また、お風呂上りの汗が気になってしまうという方は、夏用の涼感のあるタイプの入浴剤を活用するのも良いようです。

 

最後に

身体をサッパリさせたくて入浴しても、脱衣所に降りた瞬間から吹き出す汗がまた厄介でシャワーで済ませがちですが、湯船に浸かることでさまざまな美容効果が期待できるので、できるだけ湯船に浸かる習慣を身につけたいですね。