"むし"と"でばん" ニット製品に関わる楽しい専門用語
- ニット製品の輸出入
- 投稿日:
- 2018-08-10
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。
いかがお過ごしですか?
”なつやすみ”♪ なんてかわいい響きでなく酷暑すぎます…
今回は”響き?” ”発音?”が一緒だけど、違った意味を持つニット製品に関係もある専門用語についてです。
目次
- 目次1 “むしをとらなきゃ!!”
- 目次2 “でばん、いつ?”
- 終わりに
1. “むしをとななきゃ!!”
このサウンドを聞いて、まず何が浮かびますか?
輸出入書類にかかる私は、”えっ?虫?? 何の虫?どこどこ ?” という反応になってしまいました (笑)
日々、企画や仕様書に携わっている方なら違う意味も浮かびますよね!
はい、私の隣の企画担当者の発した “むしをとらなきゃ!!” はファスナーの務歯 を意図していたのです。
ファッション業界での ”むしをとらなきゃ” の響きにはファスナーの務歯の意味もあります。
※ 務歯 むし ….ファスナーを開閉するときにスライダーが通る左右の小さい虫みたいなもの
2. “でばん、いつ?”
この響きには、何を想像しますか?
私は、ニット製品が船で東京港に着いた後、”でばん、いつ?” と発し,
貿易用語で “ デバン二ング( DEVANNING ) = コンテナから貨物を取り出す事”の意味で使っていました。
が、後で回りのスタッフから話を聞くと、”出番” の意味で会話をしているのだと思ったそうです。
たまたまこの場合、”出番”の漢字の意味でも通じそうです。
貨物の立場になってみれば、自分(貨物)がコンテナ外へ出る”出番”がくるぞ!!と(笑)
3. 終わりに
立場が違うと色々な取り方があって面白いですね。
周囲にアンテナを貼っていると、ユニークな専門用語に出会えて楽しいですね。
また、面白いネタがでてきたら更新したいと思います。