"むし"と"でばん" ニット製品に関わる楽しい専門用語 

  • ニット製品の輸出入

こんにちは。

いかがお過ごしですか?
”なつやすみ”♪ なんてかわいい響きでなく酷暑すぎます…

今回は”響き?” ”発音?”が一緒だけど、違った意味を持つニット製品に関係もある専門用語についてです。

目次

  • 目次1  “むしをとらなきゃ!!”
  • 目次2  “でばん、いつ?”
  • 終わりに

1.  “むしをとななきゃ!!”

このサウンドを聞いて、まず何が浮かびますか?

輸出入書類にかかる私は、”えっ?虫?? 何の虫?どこどこ ?” という反応になってしまいました (笑)

日々、企画や仕様書に携わっている方なら違う意味も浮かびますよね!

はい、私の隣の企画担当者の発した “むしをとらなきゃ!!” はファスナーの務歯 を意図していたのです。

ファッション業界での ”むしをとらなきゃ” の響きにはファスナーの務歯の意味もあります。

※ 務歯 むし ….ファスナーを開閉するときにスライダーが通る左右の小さい虫みたいなもの

2.  “でばん、いつ?”

この響きには、何を想像しますか?

私は、ニット製品が船で東京港に着いた後、”でばん、いつ?” と発し,

貿易用語で “ デバン二ング( DEVANNING ) = コンテナから貨物を取り出す事”の意味で使っていました。

が、後で回りのスタッフから話を聞くと、”出番” の意味で会話をしているのだと思ったそうです。

たまたまこの場合、”出番”の漢字の意味でも通じそうです。

貨物の立場になってみれば、自分(貨物)がコンテナ外へ出る”出番”がくるぞ!!と(笑)

3.  終わりに

立場が違うと色々な取り方があって面白いですね。
周囲にアンテナを貼っていると、ユニークな専門用語に出会えて楽しいですね。
また、面白いネタがでてきたら更新したいと思います。