今年こそはタンスに眠ってる麻のシャツを着たい!

  • 生活に役立つ豆知識

おはようございます~ ヾ(o´ヮ`)ノ ☆彡 丸安毛糸 事務の小椋です^^♬

GWも終わり、私の大好きな季節がやって来ました\(^o^)/♬

新緑眩しいこの季節は暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいい気温が続く本当に気持ちの良い季節ですよね^^

・・・でもなんだか今年は暑い気がしません???

毎年どんどん暑くなる日が早くなってきているような気がするのは私の気のせいでしょうか?^^;

さてさて、しっとり汗ばむ季節になると、綿・麻などのサラッとした服が着たくなりますよね!でも、綿はともかく麻の服は持ってはいるものの、なんとなーく手が出しづらくて着る機会がなかなか無いのがホントのところ。。。

タンスの肥やしにしてしまい、結局ポイって事にならないように麻との上手い付き合い方を調べてみました\(^o^)/

 

☑麻(リネン)の特徴

麻(リネン)は天然素材の中でも特に実用性に優れている素材で、吸水性・発散性は綿の4倍以上と言われています。また、丈夫であり、水に濡れるとさらに強度が約60%ほど高くなるため、多少強めに洗っても強度は保障されます。非常に実用性に富んでいるリネンですが、お手入れの際には幾つか気をつけるべき特徴があります。

①シワになりやすい

植物素材を元に作られたリネンは特に変形からの回復が弱く、シワが自然回復しづらい素材です。洗濯の際にもまれたり折り曲げられたりと変形し、変形した状態で時間を置いてしまうとシワになってしまいます。

②材質的に5~10%縮む

リネンは繊維の目が粗いためその分洗うと縮むことがあり、リネン100%であると5%〜10%縮むと言われています。現在流通されているリネンは縮み防止の処理もされていますし、縮むことを想定して大きく作られていることも多いです。購入する際は、店員さんにきちんと確認してみましょう。

③摩擦に弱く毛羽立ちや白けがきになる

リネンは繊維自体が丈夫という利点があるのですが、そのために繊維同士の隙間が大きくなり摩擦や折りまげることでシワができたり、毛羽立ちやすいという欠点があります。

④黄ばみや色移りが目立つ

白い布が黄ばむのは、落としきれなかった皮脂などの汚れが、空気によって酸化してしまうためです。特に麻は織り目が粗いものが多いためその間に汚れや洗剤の残りかすが入り込み、酸化して黄ばむのです。また、繊維が大きいため色物や柄物の色移りもありますので洗濯の際は、色物は分けて洗濯しましょう。

うーーーーん(-“-;)

なかなか手ごわそうですねぇ。

でも扱い方を心得ていればそんなに難しく考える必要はないのかも?!まずはお薦めの洗濯方法をご紹介します!

☑麻(リネン)の洗濯方法

①洗濯の仕方

強めに洗える特性を持つリネンですが、やはり、手洗い、特に押し洗いで洗うのが一番なようです。シャツなどで襟元に汚れが目立つ様でしたら、洗濯の前処理として油汚れをよく落とす台所用洗剤を使い上から押すように洗剤を染み込ませて下さい。ただし!麻は擦ると毛羽立ってしまいますので注意が必要です。

本洗いの洗剤はおしゃれ着用洗剤やドライマーク衣類用の洗剤を使います。出来れば脱水も絞りもせず、そのままシワを伸ばして陰干しします。水がしたたっても、そこはガマン!!捻れを加えると、繊維が傷つき元の風合いや光沢が保てなくなります。また太陽光も避け、陰干しかお風呂場の乾燥機能や換気扇を使って乾かします。

・・でも、手洗いはちょっと大変という場合は、ネットに入れて洗濯機を使って洗うのもOKです。ドライ用の洗剤で洗い、脱水を途中で止めて取り出せばダメージは抑えられます。あとは先の説明と同様、水がしたたっても陰干しして、ある程度乾いたらアイロン掛けをします。乾燥機にかけるのは絶対NGです!!

②アイロン掛けの注意点

リネンはシワの付きやすい素材なので、半乾きの状態でアイロンをかけます。シワのまま乾いてしまった時は、霧吹きでよく水を含ませてからアイロンを掛けましょう。

③洗濯で気を付ける事

色落ちしやすい素材の為、白と色物を一緒に洗うのはNG。丈夫な素材ではありますが、こすり洗いは毛羽立ちを起こしやすいので優しく優しく洗ってあげましょう^^

あえて、シワ感を出して着るのも麻らしくていいかもしれませんね^^

さあ!今年の夏は麻のシャツでさらっと涼しく過ごしちゃいましょう~♪