ニットのトレンドSustainability(サスティナビリティ)について

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皆さんこんにちは。やっしーです!!今日も元気に丸安ブログをお送りいたします。
春一番が吹き、すっかり春めいてきましたね。大雪の影響で大混乱していた物流も一先ず落ち着きを取り戻してきていますでしょうか?

さて、今回のテーマは、昨今、トレンドワードとして話されているSustainability(サスティナビリティ)についてです。
今回のPITTIでは、エコロジーの観点からサスティナビリティ―を謳う素材や、ブースが目立っていました。そして、ミラノでのリサーチでは、アパレルブランドがスポーツテイストを取り入れているのがとても印象的でした。各アパレルがスポーツテイストを取り入れる流れを感じ、ドイツで開催されていました世界最大のスポーツ関連の展示会【ISPO】にも伺ったのですが、そこでも各社、各ブランドがこぞってサスティナビリティーを推奨していました。

というわけで、現在ヨーロッパで湧いているこのエコロジーのトレンドは、今後日本にも普及するのか?!それでは、サスティナビリティについて書いていきます。

※ISPOというスポーツの展示会に関しては、次回のブログにて現地で撮影した写真と併せてレポートするので是非!

 

目次

  • サスティナビリティとは
  • なぜエコロジーが叫ばれるのか
  • 最後に

 

サスティナビリティとは

Sustainability(サスティナビリティ)とは、英語で【持続可能性】という意味になります。服飾の業界でのサスティナビリティとは、原料から製品になりそして、原料に戻る。画像のようなECOのサークルをイメージするとわかりやすいと思います。また、染色工程や海外の工員さんの労働環境など、単に原料だけではなく作る工程も持続可能性という意味合いには含まれています。
サスティナビリティへの関心は環境への配慮であり、限りある資源を大切に使わないと洋服が作れなくなる?!というコトですね。

そこで皆さんが気になるところは、サスティナビリティな素材とは何なのか?!というところですよね。丸安毛糸のエコ素材としては、言わずと知れたエコ素材のベンベルグ=キュプラをブレンドした素材をいくつか提案しています。キュプラ×綿 キュプラ×シルクなどなど、他にもありますのでぜひ触ってキュプラの抜群の風合いを感じてみてください。

続きまして、エコロジーが叫ばれる理由についてです。

なぜエコロジーが叫ばれるのか

なぜヨーロッパではエコロジーが叫ばれているのでしょうか。イギリス、フランス、ドイツは環境先進国として自認していて、環境問題にも熱を持って取り組んでいます。そもそも、なぜ熱を持って取り組むようになったのか、日本と同じでヨーロッパの一つ一つの国々の面積は、大きいとは言えません。比較的に近年で工業化を進めた結果、あれ?やばいよ?いっぱいあった森が無くなってきてるよ?となり、諸国が環境保全に乗り出したというのが背景のようです。

ファッションとしても先進国である欧州の国々がそれぞれの国のエコ政策に従いモノつくりを始めれば、それはおのずとトレンドになる。そういったところでしょうか。

最後に

国内のお客様からもオーガニックだったりサスティナビリティーに関するお問い合わせが増えてきているので、今後は、エコのニーズにもお応えできる素材の開発を進めようと思っています。あとは、元々リサイクルだったりエコに無意識のうちに関わっているだけあって、わざわざ意識をしないであろう日本の最終消費者の方達にどれだけエコロジーの意識を共有できるかですね!