冬の定番アイテムカイロ。意外な力とは?
- 生活に役立つ豆知識
- 投稿日:
- 2018-01-15
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。小柳です。
まだまだ寒い日が続きますね。寒い冬の季節に体を冷やさないよう使い捨てカイロを使っている方は多いのではないでしょうか。人によって背中や腰に貼ったり、ポケットに忍ばせたり使い方は様々ですが、貼る場所によって体を温めるだけでなく全く違った効果が望めるんですよ。そこで今回はその効果についてご紹介します。
目次
- 風邪予防
- 二日酔い対策
- ダイエット効果
- 最後に
風邪予防
風邪対策のカギになるのが「風門のツボ」。読んで字のごとく“風邪が侵入する門”のことです。この門を熱で塞ぐことで、風邪という「寒い敵」の侵入を防ぎ、風邪を予防できます。
では「風門のツボ」とは・・・背中上部、両方の肩甲骨の間にあります。下を向いた時に首の裏に大きくでっぱる骨があり、その骨から背骨に向かって数えて下2つ目の突起の骨、ちょうど指で3本分くらい下のあたり。左右外側の指2本分ほど離れた位置が「風門のツボ」です。「今日は寒いな…」と感じたら、そこに風邪予防にバシッとカイロを貼っておきましょう。肩や肩甲骨の血流も良くなり、カラダのこわばりも和らぎます。実は、予防だけでなく風邪をひいた後にも効果的。風門のツボにカイロを貼って温めると早く治るそうです。
二日酔い対策
二日酔いから早く回復するには、アルコールの分解が必須です。その為に肝臓の機能を上げる必要があります。
肝臓を温める事は分かったけど、そもそも肝臓の場所はというと・・・、だいたい右胸の下、お腹の右上あたりです。この時、厳密に肝臓の位置を特定する必要はありません。だいたいの場所が当たっていたらそれでOKです!肝臓を始め、他の臓器も温める事によって血流が良くなりアルコールの分解に役立つそうです。また、カイロを貼るタイミングですが、飲み会の最中、寝る前に貼っても効果はあります。飲み会の最中から貼ればジワジワと温度が上昇し、寒い帰り道にはちょうどポカポカになっています。肝臓を温めるながら飲むと、アルコールを早く分解し、酔い覚まししながら飲んでいることになります。また、寝る前に肝臓を温めることで 熟眠効果も得られ、短時間で良質な睡眠をゲットできるそうです。
ダイエット効果
ダイエットに必要なのは「基礎代謝を上げる」ことですね。体を温め、基礎代謝を上げることが不可欠で、この「体の温め」を、カイロを貼ることによって実践することができます。
いったいどこに貼ると効率的に体を温める(=代謝を上げる)ことが出来るのか・・・それは、下腹部になります。おへそから指3本分(5cmくらい)下のところに「丹田(たんでん)」というツボがあり、そのツボを中心にカイロを貼ることで、内臓が温められ内臓の活動も活発化し全身が温まり基礎代謝が上るというわけです。また、体が温められることにより、水分の代謝もよくなりますので、余分な水分も排出されやすくなり、むくみの解消にも一役かってくれたり、内臓が温まることで、ダイエットだけではなく美容や健康にも二次的な効果を得ることができるそうです。
最後に
風邪を引いたり、新年会で暴飲暴食が続く日があるかと思います。個人差はありますが、カイロの力が体を守ってくれるかもしれません。興味がある方は是非試してみてくださいね!信じるか信じないかはあなた次第です!!笑