フリンジニットをさらに綺麗に見せる方法

  • 編み・柄

1

 

皆さんこんにちは。

丸安毛糸の田沢です。
もう平成29年が終わりを迎えますね。なんだかんだあっという間で気づいたら今日だった様に感じます。

さて今回は昨年あたりに流行っていたフリンジニットを少し改良した編地を紹介したいと思います。

目次

  • 別付けのメリット、デメリット
  • 編み続きのメリット、デメリット
  • まとめ

別付けのメリット、デメリット


皆さんお馴染みのこの作りかたですね。フリンジになる付属を別で編み立て、リンキングなどで縫製し付ける方法。
一番簡単な方法のため、安価に作成が可能であり、編みの制約がほぼない編み方、作成の仕方です。

ただ、リンキング、もしくは手付での後加工が入るため、微妙な加減だったり、糸によったり、機械によったりで、縫い目がガタついてしまう事もしばしばあります。

編み続きのメリット、デメリット


続いてこちらの編み方。どこが違うかは、パッと見ではわかりませんが、実はこのスワッチ編み続きで作成されています。
なのでより編地が馴染んでいるように見え、綺麗にスッキリと見えるかと思います。
また、ボーダー切り替えだけでなく、写真の様に、ジグザグにしたり、裾編出しにフリンジを入れる事ができます。

ただ、ダブル組織(片畦など)などにこの技法を入れる場合は、編み組織の特性上フリンジを入れる事が出来ません。
また、通常のフリンジではなく、機械調整が必要になり、機械によっては出来ない場合もある編み方です。

 

まとめ

フリンジ一つ取ってもニットだとやり方はいくらでもあり、その用途によって使い分けるといいですね^^
でも今回紹介した編み続きの編地は通常のフリンジニットよりも綺麗に表現できるので、とてもオススメです。

こういった少し難しい編地も丸安毛糸であれば、表現できますので、是非ご検討下さい!

 

では-