洗濯物を干すときは、最低でもこぶし1つ開けるほうが良いといわれています。人によって手の大きさが変わりますが、概ね10センチメートル~15センチメートルくらいとされています。このくらい間隔をあけると風は通りやすくなります。洗濯物を干すときはびっしりと並べず、間隔をあけるということにご注意ください。
連日続く雨・・・洗濯物を早く乾かすコツとは?
- 生活に役立つ豆知識
- 投稿日:
- 2017-11-08
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。小柳です。
異常気象の今年も早いもので残すところ2ヶ月弱となりましたね。(←歳を重ねるたびに早くなる…笑)
今年は雨や台風の日が多く洗濯物がなかなか乾かなく困ったのではないでしょうか?そこで、今回は洗濯物を早く乾かす方法をご紹介します。
目次
- 洗濯物を干すときのコツ
- 洗濯物を早く乾かすコツ
- 最後に
洗濯物を干すときのコツ
洗濯物の間隔をあける
斜めに干す
バスタオルなど大きな洗濯物を干すときは、斜めに干すほうが早く乾くといわれています。きっちり半分にして干すと、洗濯物が重なり合う部分が多くなります。せっかく他の洗濯物と間隔をあけても、タオルが重なり合う部分が多くなると乾きにくくなります。
斜めに干すと洗濯物が重なる部分が少なくなります。つまり、風が当たりやすくなりますから洗濯物の渇きがよくなるといえます。
裏返して干す
裏返して干すメリットは、布の分厚い部分に風を当てることができるということです。ポケットの部分、縫い目の部分などは分厚くなっています。そのまま干すとこの部分に風が当たりにくくなり乾きにくくなります。
乾いたと思っていたけれど、ポケットのところや縫い目の部分がちょっと湿っている、このような経験をされたことはありませんか。
洗濯物は裏返して干す。このことに気をつけていただければ、洗濯物を今より早く乾かすことができるようになります。
逆さにして干す
シャツの襟首などはそのままハンガーにかけて干すと乾きにくい部分になります。このようなところを早く乾かすには、逆さにして干すと乾きが早くなるといわれています。特にフードがついているものは、フード部分が服と重なることが無くなるので、普通の干し方よりも乾きが早くなります。
部屋の中央に干す
部屋干しをするときは、部屋の中央に干しましょう。部屋の中央は、窓際などに比べて風の通りがよくなっています。窓際は行き止まりになりますから、洗濯物への風の通りが悪くなります。洗濯物を干すときはできるだけ部屋の中央に干すということに注意してみてください。
できるだけ上に干す
湿気を含んだ空気は下に下がるとされています。また、上のほうに干すことで洗濯物の下の風通しもよくなります。特にフードがついているものを逆さ干しする場合、低い位置に干すとフード部分の風通しが悪くなり、乾くのが遅くなるということにもなりかねません。部屋干しをするときは、できるだけ高いところに干すということを心がけてください。
新聞紙を敷く
洗濯物を干した下に新聞紙を敷くと湿気をとってくれ、洗濯物を早く乾かす助けになります。洗濯物を早く乾かすために直接関わるわけではありませんが、洗濯物の周りの湿気を取ってくれます。また、新聞紙は、一度くしゃっと丸めてから敷くと、新聞紙と床の間にもすき間ができて、空気に触れる面積が広くなり、さらにGOOD!
洗濯物を早く乾かすコツ
2回脱水する
脱水は1回よりも2回するほうが洗濯物の水分を少なくすることができます。ただ、この方法は洗濯物のシワが多くなりやすいという欠点があります。
脱水ができない、シワになるのが怖いという場合は、バスタオルなど大きなタオルで洗濯物の水分を取ってあげるという方法もあります。タオルで洗濯物を挟んでパンパンと軽くたたくようにしてあげれば、洗濯物の水分がタオルに吸い取られます。
脱水の時、バスタオルを入れる
脱水時に乾いたバスタオルを一緒に入れるという方法があります。乾いたものを一緒に入れることで、洗濯物の水分をより減らそうという方法です。
この方法でしたら、脱水の前に乾いたバスタオルを入れるだけですからさらに手間がかかりません。この方法でご注意いただきたいことは、脱水する洗濯物の量を減らすということです。洗濯物は少ないほうが効果はありますから、できるだけ少なくするといいです。
アイロンをかける
洗濯物を干す前にアイロンをかけるメリットは、洗濯物の水分を減らすことができるということです。2回脱水をし、アイロンをかけることで洗濯物の水分を減らします。
アイロンを使うメリットは洗濯物を早く乾かすという以外に、部屋干しの臭いを防止するということがあります。部屋干しの臭いの原因は、洗濯物が乾くまでに時間がかかり細菌が増え、その細菌の代謝物が臭いの原因といわれています。
脱水後、アイロンをかけることで洗濯物が乾くまでの時間を短縮し細菌が増えるのを防ぐことで部屋干しの臭いも防止することができます。
ドライヤーを使う
早く乾かしたいという時はドライヤーを使う方法があります。用意するものはドライヤーのほかにビニール袋だけです。
まず、ビニール袋の角を2カ所切ります。これは洗濯物の蒸気を逃がすためのものです。次にビニール袋に洗濯物を入れ、ドライヤーの温風を当てるだけです。1カ所に温風が当たらないようにドライヤーを動かしながら温風を当てます。
この方法で注意したいのは、ドライヤーと洗濯物の距離です。ドライヤーの温風を手に当てて熱くて我慢できないという距離では近すぎます。ちょっと熱いけれども我慢できるというくらい離してお使いください。
その後、扇風機などで風を当てておくと洗濯物を早く乾かすこともできます。
最後に
乾燥機を使われている方もいますが、太陽の恵みがあって洗濯物が乾きます。雨の日は洗濯をするのを休みたいですが、連日続くとそうもいきません。今回ご紹介した洗濯物が早く乾く方法がお役に立てると嬉しいです。