和柄を編もう！ニットの和柄小物を企画中♪

こんにちは。

企画に力を入れているわが社。展示会や、それ以外のチャンネルでみなさんに新しいおもしろいと興味を持っていただけるように、素材や編地の開発も社員全員で日々試行錯誤しています。

そんな中、八木は、和装向けのニットを企画しております。　[和柄　ニット] と検索しても、ニットに和柄のプリントや刺繍をしたものしか出てきません。和装でも洋装でも使える和柄の編地があったら素敵だなと常々思っていたので、色々試してみました。ちょっとだけ進捗状況のご報告を。。。

和柄は、縁起の良い柄がたくさん

和柄は古くから験担ぎとして親しまれています。幾何学柄からいくつかご紹介。

うろこ･･･厄除け・再生

亀甲･･･長寿・健康

青海波･･･未来永劫

七宝･･･円満

麻の葉･･･成長

菱･･･子孫繁栄・無病息災

和紙の糸で試作

はじめての試みはバッグを作ることにしました。

綿和紙のダブや美濃和紙を使用したソナチネ、強撚ゴベリン糸のマリンコードでも企画してみたいなと思ったんですか、今回は 60（ろくまる）の編み物キットでもおなじみの、1/3.3和紙のテープヤーンで試作することにしました。手編みで作ります。

試行錯誤は続き。。。

色々試しましたが、和紙のテープヤーンで柄を表現するのは大変でした。

以下失敗作↓

↑２本どりと１本どり。一緒に移っているイメージ写真と違う編み方ですが、バスケット編みの柄がいびつですね。。。

↑２本どり。菱柄は写真で見るとそれなりに見えますが、サイズも大きく繊細さにかけます。

↑１本どり。ぜんぜん柄が見えませんね。

↑ １本どりと２本どり。柄がいびつです。

ようやく

いろいろ試した中で一番綺麗だったのがこちら。

麻の葉イメージの柄です。

まとめ

和紙の糸は滑りやすいので、目が緩みやすく、柄が出にくいことがわかりました。

まだまだ勉強の日々です。

これからも試作や失敗談など経験したことをちょこちょこアップしていきます。