ニット素材のヤクの特徴を簡潔にまとめました
- 繊維と糸
- 投稿日:
- 2017-07-06
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。やっしーです!
最近は暑くて暑くてシャツがビショビショの毎日です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?クールビズしてますか??
それでは本題です。
夏に向かうこの季節ですが、
季節を先取りして今回は防寒性に富んだ素材のお話です。
目次
- ヤクという動物
- 繊維としての特徴
- 因みに
ヤクという動物
ヤクとはウシ目ウシ課ウシ属の
標高4000~6000メートルの草原や岩場に生息する寒さに強い動物です。
今でこそあまりなじみはありませんが、
昔の日本では兜の毛髪などに使用されていたそうです。
繊維としての特徴
・防水性が高い
・弾力性が強い(シワになりにくい)
・細くしなやかな繊維なので光沢がある
ヤクには毛の色が白いものもあります、それは、稀にヤクの顎辺りの部分の毛が白いことがあり、その白い毛は希少なために高級品となり、通常のヤク毛よりも高値で取引されます。ナチュラルブラウンだと染色に限りがありますが、真っ白なヤクならば、ある程度は色がだせますね。
また防寒性については、寒冷地に生息しているため厳しい寒さから身を守るようになっています。
その防寒性はカシミヤ以上といわれています。
因みに
もののけ姫のヤックルとは大違いなワイルドな風貌ですね!鳴き声はブーブーと鳴くようです。
因みに、ヤクはチベット語なんです。チベットの人はヤクは毛だけではなく体中を余すところなく活用するようです。
ヤクの乳からとった乳がチベットではスタンダードな乳製品で、食肉としても愛されています。私たちにとっての牛と同じ感じですね♪
ですが、チベットの人たちはもっとヤクを活用します。
毛は糸だけではなく、より合わせて縄にしたり、テントを作ったり、ラジバンダリ。失礼しました。
皮は服になり、骨は工芸品や薬になります。さらに糞は乾燥させてから燃料に使うので、チベットの方は本当にヤクの全てを余すことなく活用しているんですね♪
ニット素材の話から逸れてきたところで、
では今回はこの辺で!!
次回もよろしくお願い致します。