ニット製品の輸入時に入手するAWBの読み方 ... この箇所だけは押さえよう!
- ニット製品の輸出入
- 投稿日:
- 2017-09-15
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。
丸安毛糸の前田です。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、朝夕は特に寒くなりましたね。
いよいよニットセーターの出番です!!
今回は、ニットセーターが海外工場から出荷されて、飛行機に搭載される際に発行される切符のようなAWB (AIR WAY BILL) の読み方について触れたいと思います。
目次
- 1.AWB とは
- 2.何が書かれているの?
- 終わりに
1.AWB とは
AWB は AIR WAY BILL の略です。
貨物を航空会社や航空貨物混載業者に引き渡すと発行される預り証の様なものになります。
まるで私達が飛行機に乗る際の航空券のようですね。
2.何が書かれているの?
私は、海外の工場さんからニットセーターが出荷されてAWB を入手すると、まず発送日、フライト番号と到着場所を確認します。
発送日とフライト番号からおおよその納品日を予想出来るからです。
では、上記の写真にて押さえたいポイントをいくつか。
① 誰が
② 誰宛に
③ いつ、どの航空会社で どの便で
④ どこの空港からどこの空港へ?
⑤ 貨物の大きさ (重さやケース数等)
⑥ 運賃はPrepaid or Collect ?
★ AWB 番号
3. 終わりに
航空貨物が日本に到着して、引き取る際にこのAWBが必要となります。
特に上記の内容を確認や他にも必要書類を揃えて輸入手続きをして、ニットセーターが無事に皆さんのお手元に届くお手伝いをしております。
便名やAWB番号から追跡出来るので、国内の宅配便伝票のようであり...
※ちなみにこの航空貨物のAWBには船貨物のB/L (またの機会に触れたいと思います)とは違い、有価証券扱いにはなりません。
では、また。