ニット初心者必見 ニットの成型を紹介します
- ニット製品
- 投稿日:
- 2017-04-05
- (更新日:2020-06-27)
皆さんこんにちは。
丸安毛糸の田沢です。
ところどころで、桜が満開になってきましたね!両国でも場所によっては既に満開になっていますね。
これは会社の近くの公園ですが、この木だけ満開なっていました。
桜を見ると春がようやくきた感じがします。
ポーズを決めるおじさん笑
さてさて、皆さんニットとカットソーでー大きく違う箇所は何だと思いますか?よくカットソーとニットを一緒に思われるかたも多いのですが、一番違うのは、、、
・ニット
パターン通りに形を編み、リンキング(縫製)でパーツをドッキングさせていく。
・カットソー
パターンの形に裁断し、ロックミシンで縫製をする。(場合によっては、縫い代をロックミシンした後にリンキングをするケースもあります)
と、簡単に説明するとこんな違いがあります。もっと言ってしまえば機械も違うんですけどね。
では成型とは何か?そんな事を過去の記事を纏めて書きたいと思います。
- 成型をする意味は?成型の方法
- 引き返しって何?どんな時に使うの?
- リンキングって何?
- まとめ
成型をする意味は?成型の方法
じゃあ一口に成型する意味あるの?形通りにするって事は時間と手間が掛かりそうだし…って思われる方がいらっしゃるかと思います。確かに、その通りです。時間と手間は本当に掛かります。ただ、その手間をかける事をでの利点があります。そんな利点をニットの魅力を下記にリンクしたブログで知ってみて下さい。
引き返しって何?どんな時に使うの?
引き返しって皆さん聞いた事はないですか?
よくニットで柄を入れたりする時や、プリーツを入れる時なんかにも引き返しは使います。ではそもそも引き返しって何なのか?簡単に説明すると、設定した箇所だけ多く編む事で、傾斜を作る事が出来ます。この傾斜をつける、もしくは多く編む事によって、プリーツのヒダが表現されたり、引き返しで表現出来る柄を作る事ができます。
そして、この引き返しは柄やプリーツを作るだけではなく、肩の傾斜を成型する時にも用いられる技法です。
そんな引き返しを紹介したブログを下記にリンクしますので、是非チェックしてみて下さい。
リンキングって何?
冒頭でも少しりんきんぐについて触れましたが、そもそもリンキングって何?って方が多いかと思いますので、成型にとっても大事な行程ですので、紹介しますね。
一言で言うと、ニットのパーツをドッキングする際に、テンション(適度な伸び)を入れないと、ドッキング部分が着用時に切れてしまったり、着用時に突っ張った感じになってしまう事があります。しかし、リンキングは縫い目自体が鎖目なので、縫い目自体に伸びがあります。そのため、ニットにはこのリンキングが欠かせないのです。
もっと詳しい事を下記リンクのブログで紹介しておりますので、是非見て下さい。
まとめ
如何でしたか?
ニットって知れば知るほど奥が深いですが、少しずつのめり込んでいってしまう魅力があるアイテムです!成型のことで迷ったらまたみてくださいね。
では。