眺めて癒され、使って楽しんで、送って喜ばれる切手の雑学
- 生活に役立つ豆知識
- 投稿日:
- 2017-02-10
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。小柳です。
年に数回友人達とテーマを決め、日本酒を持ち寄り外で愉しんでます。2月は「おでんと熱燗」というこの時期にはピッタリなテーマでした。プロが作ったおでんと燗の温度を変えながら日本酒を味わう。寒い日でしたが体の中から温まりました。昼間から飲むのは罪悪感はありますが、たまには呑む場所を変え昼間から日本酒を味わうのもいいものですよ!
では本題に入らせて頂きますが、実務で郵便物を目にしていると、数多くのデザイン・金額の切手があることに気づきます。そこで今回は切手についての雑学をご紹介します。
目次
- 切手の金額と種類
- 誰がデザインしているの?
- 最後に
切手の金額と種類
日本で切手を購入することができるのは、主に郵便局です。24時間営業しているコンビにでも郵便物を送るための切手を買うことができます。日本で発売されている切手は、普通切手が27種類となっています。
慶事用も含めてですが、普通切手はどの郵便局でも買うことが出来ます。しかし、1000円切手は用途が決められている時にだけ用いられるため、取り扱っていない場所もあります。売り切れているなんてことも…。
切手の金額
1円
2円
3円
5円
10円
20円
30円
50円
52円
82円
92円
100円
120円
140円
205円
280円
310円
500円
1000円
※デザインはこちらのページを見てください。
「日本郵政:普通切手一覧」
切手のデザイン
デザインは無数にありますが、購入金額は同じです。
デザインはいろいろありますが、
次のような種類があることを覚えておいてください。
1、普通切手
どこでも買える切手です。
2、特殊切手
イベント等で枚数限定で販売される切手です。
期間限定デザインのようなもの。
3、ふるさと切手
地方に関するデザインの枚数限定切手です。
4、グリーディング切手
四角形にこだわらず、シールのような自由なデザインの切手です。
5、弔事用切手
不幸ごとに関する手紙等に合うデザインの切手です。
6、慶事用切手
おめでたい手紙に合うデザインの切手です。
誰がデザインしているの?
それは「切手デザイナー」という方々です。切手デザイナーの仕事を紹介すると、こんな↓感じです。
切手デザイナーとは日本で発行される「切手」の企画からデザインまでを行うデザイナー。かつては郵政省の公務員「技芸官(デザイナー)」として採用されていました。
現在(2015年以降)は民営化された日本郵便株式会社 郵便事業本部 切手・葉書部 切手デザイン担当部の社員として7人の切手デザイナーが働いているそうです。
年間に新しく作られる切手の数は約40種類。年間発行枚数は5億枚以上。
7人のデザイナーそれぞれが請負い、1人当たり6枚~8枚程度のデザインを担当します。切手デザイナーの仕事は切手発行に際してのデザインプロセスを全て担当する事です。
1.企画
2.作画(デザイン)
3.図案考証
まずは発行計画を元に会議を行い方針を決定します。その後、デザインにとりかかり作成後に図案考証を行います。問題がなければ入稿となり、実際に切手が印刷され発行されていきます。※図案考証とは切手に描かれた図やデータが間違っていないか専門家などに依頼して確認する事。
切手は有価証券であり、それ自体に価値のある商品です。
発行数も膨大で日本の全国民が使用するものであるため、デザインの精密さからインクの種類まで一般的な印刷物とは比べものにならないほどの労力がかけられているそうです。
最後に
郵便物は誰から届いたのかを確認するだけで、切手まで意識して見ている方は少ないのではないでしょうか?日本ではわずか7人というデザイナーの方が、切手や年賀状などをデザインをしているのは大変なことだと思いました。郵便物を開けたらすぐに「ポイ捨て」ではなく切手にも目を向けてあげてください。面白いもの、素敵なデザインがあることに気づくはずです。
それと紹介し忘れましたがオリジナルで作れる切手もあるので特別な時などに利用したら面白いと思います。切手に愛着がわくかもしれませんね!
それでは。