実は冬のニットセーターにも使えます!一年中大活躍の素材、麻についてのお話です。
- 繊維と糸
- 投稿日:
- 2016-11-28
- (更新日:2020-06-27)
みなさんこんにちは。
気が付けばもう12月がすぐそこまで来ています。早すぎます。
12月といえば、クリスマス!年末!ということで、ドライフラワーで作るリースのワークショップに参加してきました。
リースと言っても、クリスマスに限定したものではないので、一年中飾ろうとおもいます~
下北沢のお花屋さんが開催しているワークショップなのですが、店長さんのお話によると、
ドライフラワーと言っても生きている植物なので、リースの土台にくっつける時、
結構強めにおさえても、植物の力でもとの綺麗な状態に自然に戻る。とのことでした。
ドライフラワーは感想しているから、強く抑えたらボロボロになってしまう、というイメージがあったのですが、
植物の力ってすごいな~と感動してしまいました。
- 植物の素材 麻
- おすすめポイント
- まとめ
植物の素材 麻
ニットの糸にも、植物から作られる素材があります。それが、麻 です。
こんな時期に麻なんて…と思う方もいらっしゃると思うのですが、実は一年通して着ていただける素材なんですよ。
麻(リネン)ときくと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
涼しい・シャリ感がある・ハリ感がある・光沢感がある・洗濯しやすい、などなど
いろんなイメージがあると思うのですが、中でも春夏というイメージが多いように思います。
ですが、麻は繊維に含まれる空気が多いので(含気性ともいいますね)実は、あたたかさを保つことができる素材なんです。
また、吸水性に優れているため、ムシムシしているときに素早く汗を吸ってくれます。
冬も、電車の中や雨の日なんかはムシムシしていて、いやだな~なんてこと、あるあるですよね。
それでも、麻の風合いが冬にはちょっと…と思う方には、ジャカード使いがおすすめです。
ブークレヤーンと組み合わせると、素材感の違いが協調されて、柄が引き立ちます!
おすすめポイント
私は、麻=硬いというイメージがあったのですが、学生の時、麻を得意としている糸屋さんの糸を見たり、
麻の製品を一年通して作っているブランドの商品に触れる機会があり、そのイメージは変わりました。
ウール混の麻糸は、見た目も秋冬らしい!
他の素材にはない独特の光沢が美しい!
使えば使うほど柔らかくなるのに、強くて形がだれない!
(このバックは、麻でできていて、薄くて肩紐も細いのに重たい荷物を入れても安定感があり、とても重宝しています。)
今はそんなイメージです。麻って良い素材ですよね~
まとめ
ニット糸としては、斜行しやすかったり、糸切れしやすい、という癖もあるのですが、
個人的に好きな素材なので、もっともっと麻のサンプルを作っていきたいな~と改めて思いました。
また麻のサンプルが出来上がったら、ご紹介いたします。
それでは、また次回!