ニット(セーター)のプリントに最適な加工って何?!

  • ニット製品や糸を生産する工場

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皆さんこんにちは~(^^)/

先週の木~土曜日は社員研修旅行で今人気の能登~金沢に行って来ました!スーパー晴れ男の私がいたので天気も良く紅葉も始まっていてとても綺麗でした。
そしてこれからの北陸言えば蟹、寒ブリ、白エビと海の幸が本当に美味しい季節で温泉と日本酒と魚貝でいやされる2泊3日のはずだったのですが。。。?!
実は私1泊目の明け方に風邪をひいてしまい昼前の新幹線で一人帰宅して寝込んでいました(-_-;) 2日目の夕食もかなり豪華だった様で涙がでるほど残念でした!!

それはさておき本題です。
最近ニットのプリントに凝っています。そこで今回はニット(セーター)に最適なプリントを紹介したいと思います。

 

目次
  • 目次1.フルカラー転写プリント
  • 目次2.昇華プリント
  • まとめ

 

 

フルカラー転写プリントも昇華プリントも熱で転写してプリントするので広い意味では転写プリントとなると思います。

 

1.フルカラー転写プリント

色数に関係無く、パソコンから出力したデザインを特殊シートに印刷してそのシートを編地に高熱と圧力で貼り付けて行きます。
張り付いたシート片は洗い流します。

 

 

●転写シートに柄を印刷して転写シートを作成中です↓↓IMG_5123

 

 

●転写機の上に転写シートとジャガート柄の編地を乗せています↓↓

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●転写機に入れてプリント中です↓↓(この機械は最新のイタリア製です)

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●何と何とウールアクリル混のジャガート柄の編地に転写出来ちゃいました↓↓(本来はポリエステル素材にしか付かないと言われています)

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●他にも麻ポリエステルの素材のも転写しちゃいました↓↓

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●麻ポリエステルの素材にプリーツ加工をして転写しました↓↓

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協力:マルヤ整理工場

 

 

2.昇華プリント

昇華プリントは、水性インクを気化させてポリエステル繊維に入れ込むため、いわば糸を染める染色のような感じなので普通のプリントとは全く違います。
よって、生地、編地の特性を損なわずずにプリントが出来る唯一のプリントなのです。
他のプリントでは、生地の上にインクを被せてしまうため、素材や生地、編地の特性が死んでしまう場合が多いのです。

 

●転写シートを作る際に水生インクが固まらない様に24時間同じ室温と湿度を保っています。これによりLOTブレを最小限に減らしいつでも同じ色が再現出来る様にしています↓↓IMG_6800

 

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●できたシートで試刷りです↓↓
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●こんな感じで上がりました↓↓
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●本番はこの大きな機械でプリントします↓↓
IMG_6802協力:近藤ソウイング

 

 

まとめ

フルカラー転写プリントも昇華プリントも似た所は有りますがそれぞれの企業が研究、開発したテクニックでオリジナルな加工に変化させています。
今まではニットにプリントなんて。。。と思っていた方も多いかと思いますがこの手法であれば短サイクル小ロットも可能になります。
皆さんもオリジナルプリントでオンリーワンの製品を手掛けては如何でしょうか!!!

ではまた~!