大切な郵便物を紛失から守ろう!そもそも書留って何?

  • 仕事に役立つ豆知識

DSC_3235

熱気と迫力が凄かったです!

こんにちは。小柳です。

先日、八代将軍徳川吉宗公ゆかりの赤坂氷川神社祭礼で、本年徳川吉宗公将軍就任300年を記念し宮神輿が71年ぶりに復元されることになりました。その新調宮神輿をラッキーなことにチャンスをいただき肩をいれることができました。

担いでいる時は人の熱気で蒸し風呂状態で汗が延々と止まらない状態でしたが、めったにない貴重な体験をさせていただき本当に良かったと思いますし、良い思い出ができました。

DSC_3242

新調宮神輿

 

DSC_3245

それでは今回も郵便つながりになりますが(前回は封筒の書き方をご紹介)、普段ほとんど使う機会がないので、意外と知らないって人が多いのではないかと思い書留についてご紹介します。

 

目次

  • 目次1 そもそも書留とは
  • 目次2 書留の種類と違い
  • 最後に

 

 

そもそも書留とは?

書留とは、もし郵便物が、途中で壊れたり、なくなったりして、届かなかった場合は実損額を賠償してくれるサービスです。

また、郵便物を、いつ、どの郵便局で引き受けたか、どこの郵便局から配達されたか、その履歴を記録してくれるものです。

 

書留の種類と違い

◎一般書留◎

引き受けから配達までの送達過程を記録し、万一、郵便物等が壊れたり、届かなかった場合に、実損額を賠償します。

  • 荷物を出した郵便局と出した時間
  • 荷物が到着した郵便局と着いた時間
  • どの郵便局を経由したか

を記録してくれます。簡易書留よりは、細かく追跡できます。

 

料金は、手紙やはがきなどは、郵便料金+430円、ゆうメールは、+370円と簡易書留よりお高めですが、その分、賠償額は簡易書留より多く、10万円までです。しかも、21円を払うごとに、5万円ずつ増やすことができ、最大500万円まで賠償額をつけられます。
ダイヤや金などの貴重品、高額な荷物を出すのに、適していますが、現金を送ることはできません。

 

送り方としては、郵便物を封筒に入れ、封筒に住所、名前、郵便番号を書いて郵便局へ持っていき、窓口に行って「一般書留でお願いしますと言って、渡される紙に記入をして、料金を払うだけです。

普通にポストに投函しただけでは、書留として届きませんので、必ず、窓口へ行ってください。支払い後は、控えをもらいます。問い合わせ番号が書かれているので、それで追跡ができます。相手の元に届くまでは、大切に保管しておいてください。

 

◎簡易書留◎

一般書留に比べて、料金が割安です。 万一の場合の賠償額は、原則として5万円までの実損額となります。

  • 荷物を出した郵便局と、出した時間
  • 荷物が到着した郵便局と、着いた時間

のみを記録してくれます。

料金は、郵便料金+310円で、賠償額は5万円です。

  • 仕事で使う大事な書類
  • 学校の願書などの重要書類
  • 舞台やコンサートのチケット

などを送るときは、この簡易書留を使うといいようです。送り方は一般書留と同じです。

 

◎現金書留◎

現金を送付する場合専用の一般書留です。専用封筒はのし袋も入る大きさですから、お祝いを送るときにも便利です。

直接現金を入れる場合と、お祝いなどをのしぶくろに入れて送る場合、2種類の専用封筒がありますので、それを購入し、郵便局で手続きしてください。
料金は、一般書留と同じです。また、書留は手渡しなので、「ポストに入れてハイ終わり」という感じではなく、ちゃんと相手の手元に届くので、もらう側も送る側も安心です。
もし、不在だった場合は、不在票も入って、再配達も可能です。日曜や休日でも、配達してくれます。

郵便[1]

画像はこちらからお借りしました。

 

最後に

書留以外に特定記録郵便というのがあります。郵便を出した時間と、郵便受けに投函するまでの記録が残り追跡でき、料金は通常の郵便運賃+160円でき書留より割安ですが、保証はなし。というものです。ただ、何かあったら怖いので、保証がついていないことをちゃんと相手に伝えておくことをお勧めします。「確実に届けたい」そんな場合は、自分も相手も安心できる書留かなと思いますが、状況に合わせて上手に使い分けてくださいね!

それでは。