機能素材とうまく組み合わせてグレードアップしたニットに!
- 編み・柄
- 投稿日:
- 2016-08-24
- (更新日:2020-06-27)
はい、どうもです。
みなさんこんにちは。田沢です。
先日大阪に出張に行った際に、駅弁を食べてみたのですが、下記写真をご覧ください。
とっても美味しそうですね。
でも写真を信じてはいけないなと改めて実感したのが、こちら。
暑さが3mmくらいのおかずたち。写真だと所せましと具がふんわりと乗っているのですが、現実はこんなもんですね。
世の中怖いです。
さてさて、絶望した駅弁はさておき、
丸安の素材でも機能素材がいくつかありますが、皆さんどの様にそれら機能素材をご使用頂いておりますか?
その機能素材を単体(ゾッキ)でご使用いただく場合がほぼほぼかと思います。
ただ、ゾッキだと何か面白くない。。。もう一工夫ないかな??と思われた事はありませんか?
今回は接触冷感の機能素材に注目し、私ならではのオススメの使い方を紹介したいと思います。
- 接触冷感とは
- 機能素材の特徴を活かした編地
- まとめ
接触冷感とは
接触冷感とはその名の通り、触れた際にひんやりとした清涼感の出る機能素材となります。
丸安では「スポエリーアイスコットン 35/1 S、Z撚り」がございます。
こちらの素材は特殊な紡績方法にて化学繊維などを一切使用せずに接触冷感の機能を出している特殊な素材です。
※アイスコットンについて詳しく説明した飛田和のブログがありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
https://www.knitmag.jp/595
機能素材の特徴を活かした編地
さて、今回のブログの本題にはいります。
皆さんだったら、こちらの機能素材をどのようにご使用されますか?
「ん~ゾッキ!!!!」
っという方は多いかと思います。
ですが、それだと他も使ってるしな~、、、、っというときにオススメなのが、接結という編み方法を使った編地です。
接結の詳しい内容は下記ブログをご覧ください。
https://www.knitmag.jp/8156
例えば、表はウール素材、裏はアイスコットンで分けることにより、
かなり極端な例ですが、SSでもウールが着れてしまうニットを作ることができてしまいます。
なので、オススメの組み合わせとしては、表は麻にし、裏はアイスコットンにする事で、
見た目は麻の風合いで涼しげにさせ、なおかつ着用した際には、接触冷感でさらにひんやり、などといったニットを作成できてしまう編地です。
因みに下記写真は表を麻、裏をアイスコットンにしたカーデのSMPLです。
これを機会にぜひ参考にしてみてください。
まとめ
さてさて如何でしたでしょうか?
夏ものには少し遅いかと思いますが、ニットの豆知識として参考に頂ければ幸いです。
では次回また