ニット横編みならではの美しいテクニックとは

夕暮れを向かえ、幾分日差しがやわらぎ、渚の潮騒がなんとも心地よい

夏まっさかりの茅ヶ崎海岸！！

あっーい夏を皆様はいかがおすごしですか？

こんにちは～　福田です。

さて今回は、ニット横編みならではのテクニックについてのお話しです。

目次

スカートにはかかせない引き返し編み

ニットならではの引き返し編みのテクニックがこちら
半円形状（扇型）に編めるので、裾の蹴回し(裾回り）ラインがとても綺麗にでます。

裾側から編むのではなく、脇側から編み進みウエスト側で休針ニットを繰り返し
写真はウエスト側で５０ｃｍ　蹴回し側で２２０ｃｍとプリーツ形状に編み上げた状態
引き返し編みすることで、ニットならではの綺麗なドレープ感を出すことができます。

ワンピースにはかかせないギャザリング編み

この編み方も引き返し編みの効果と似ているところがあり
ギャザリングは編み目を重ね合い減目する方法になります。

例えばワンピースのウエストラインやヒップラインに施すことで
自然なボリューム感が作れるので、とても効果的な編み方のひとつです。

ギャザリングは均等に編み目を振り分けられるよう現在の編み機に
プログラムされているので比較的簡単に編むことができます。

また別な用途では、裾リブ幅の分量を多くとりたい場合にもギャザリングが活用され
例えば、チュニックとか分量があるスタイルにも適した編み方です。

こちらが、ギャザリングが施された編地

編み目を引いて透かしてみると、編目が均等に移されているところがわかりますね。

まとめ

ひとつの編み目から編成、形成されていくニット
引き返し編みとギャザリングは、横編みならではのテクニックひとつ
色んな用途に活用していただければ幸いです。