ニットの大定番ケーブル編み!少しの工夫で見え方がガラリと変わります!
- 編み・柄
- 投稿日:
- 2016-08-10
- (更新日:2020-06-27)
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こんにちは!
先日隅田川花火大会に初めて行ってきました!
上京して4年目ですが、こんなに広くて大きな花火大会なんですね!!!
人の多さもさることながら会場の広さに驚きました!今年は橋から見ましたが、来年は違う場所から見てみようと思います!
私が見た近くでは出店があまりなかったことが残念でした…他の場所ならあったのかな??
数年かけて、隅田川花火大会マスターを目指します!!
人の多さに身の危険を感じ写真が取れなかったのでネットからご拝借いたしました…。
(こちらからお借りしました!)
さて今日はニットの大定番、「ケーブル編み」について書きたいと思います。
柄の種類をあげたらとんでもない数になってしまうので、今回はシンプルにケーブルの仕組みをお伝えします!
- ケーブル柄とは
- 2X2交差
- 2X2X2交差
- 応用!蜂の巣柄
- まとめ
ケーブル柄とは
ケーブル編み、縄編み、交差編み。。。いろんな呼び方があります。
ケーブル編みを使用した伝統柄、アラン模様も人気です!
ケーブル編みは手編みのイメージが強いという方もいるかもしれませんが、自動機でも編めます!
ケーブル編みは、目と目を交差することで模様を作ります。
この交差の時、どちらを手前にするか、によって見え方は変わってきます!!
イメージできるようなできないような。。。?
写真を見てイメージを膨らませてください!
2X2交差
まずは一番シンプルな2目と2目の交差。
右側を手前にしたものと、左側を手前にしたものを編みました!
これだけだとあまり変わらないかな?という感じですが、真ん中の裏目を無くしてみると。。。
上に行くにつれて畝が集まって行く様な柄になりました!
さらに左右を入れ替えてみると。。。
今度は、上に行くにつれて畝が広がっていく様な柄になりました!
私はこちらのほうが、なんだかハートにも見えて好きなのですが、皆さんはどうですか??
編みの技術は全く同じなのに、配置や交差の順番を変えるだけで柄の雰囲気はこんなにも変わります!
2X2X2交差
次は畝を1本増やして2X2X2交差です。
交差の時、外側を手前にしたものと、内側を手前にしたものを編んでみました!
女性の方がヘアアレンジで三つ編みや編みこみをするときの裏編み・表編みの考え方と同じです。
見た目も三つ編みと似ていますね!
ちなみに今回少し角がある感じになっているのは、交差と交差の間の段数が多いためです。(4段ごと)
この段数を減らすともっと丸みのあるケーブル柄になりますよ!
それも好みによって調整すれば、こだわりのケーブル模様になりますね!
応用!蜂の巣柄
このブログのはじめにも出てきたアラン模様ですが、アラン模様には、1つ1つの柄に意味があります。
1つの家族で受け継がれる柄があり、模様の柄に願いを込めて編まれている伝統のニットです。
そんなアラン模様の柄の1つ、「蜂の巣柄」が、今回紹介したケーブルを少し応用しただけで編めます!
2X2X2X2交差で、2本の畝がずーっと表側にでるように交差をしながら編みます。
かわいいですね~~~!!
何を隠そう私、蜂の巣柄が大好きなんです!!!(ハニカム柄とも言うそうです!)
気になる意味はこちら!
・一生懸命真面目に働く蜂への賛辞
・骨の折れる仕事に対する報酬(蜂が貴重なはちみつを集めるように)
・漁に使われる縄を広げた情景のイメージ
一つのがらにこんなにたくさんの意味があるんですね!
まとめ
ケーブルを編んでみたけど何か違う。。。と迷った時、交差の一工夫で解決できる!!!!かもしれません。
そんなときは、このブログのことを思い出していただけたら幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
それではまた次回!