ニット糸を特殊加工で使いこなそう(UV加工)
- 繊維と糸
- 投稿日:
- 2016-07-01
- (更新日:2020-06-27)
真竹
先日、遊びに行った先であまり目にすることのない野菜を見つけました。細長いタケノコで、今まで見てきたタケノコは、丈が短く太い物とのイメージでしたが、これもタケノコの仲間で真竹です。(知りませんでんでした) 春先に八百屋さんに並んでいるのが孟宗だけになります。気にして竹藪を見ると30cm~1m位のタケノコがいっぱい出ていましたので少し頂いてきました。土の中からこんなに長く伸びても柔らかく、えぐみも少なく美味しくいただきました。
こんにちは、休みの日には釣りを楽しんでいる丸安毛糸の田崎です。この時期は日差しが強く、日焼けが気になっています。と言うことで今回は、紫外線と染色に置けるUV加工の特徴、欠点に付いて書いていきます。
- 目次1 紫外線に付いて
- 目次2 UV加工の特徴と欠点
紫外線に付いて
春から夏の間は紫外線の量が多く、肌やけを起こしたり、目に炎症を起こしたりしますので、日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたり、サングラスを
掛けたりと紫外線から体を守っていますが、実は繊維製品にも影響があります。
紫外線と聞くと太陽光のイメージが強いのですが、家庭の蛍光灯からも微量の紫外線が出ています。日焼けサロンでは蛍光灯から出る紫外線の量を調整して、
日焼けをしています。家庭の蛍光灯から出る紫外線は人体に与える影響は少ないのですが繊維製品は長く当たり続けると変色をしたり、退色を起こします。
日焼けのTシャツ(中の色が本来の色)
UV加工の特徴と欠点
染色時にUV加工を掛けることで、紫外線を繊維が吸収をして肌を守ることが出来ます。
加工をすることで染色堅牢度の耐光が少々ですが上がり、変色、退色にも少々強くなります。
加工の欠点は、加工自体は色々な素材に掛けることができ、一応の効果はあるのですが、素材や染色の色によってデーターにバラツキがあり、効き目が安定をしません。堅牢度では淡色の方が悪く、濃色の方が良い結果が出ます。
今回は調べた結果、UV加工は掛けた方が良いのですが、バラツキがあることがわかり、スッキリしない内容になってしまいすみません。
大事な洋服を守るために、洗濯物を干すときには製品を裏返しにして陰干しをして頂き、直射日光を避け、蛍光灯の当たる場所には長く放置をせず、タンスに
しまうことをお勧めいたします。
飲料品のビンやビン詰商品のビンに色がついている物が多いのは、紫外線の影響を受け、味が変わらないようにするためのようです。
今回も最後までお付き合いを頂きありがとうございます。次回もよろしくお願いいたします。