ニット糸を特殊加工で使いこなそう(スキンケア加工)
- 加工
- 投稿日:
- 2016-06-13
- (更新日:2020-06-27)
丸安毛糸の2017年春夏素材、製品展は、4月の初めに山形、新潟産地から始まり、5月末の東京展(本社にて)、6月の初めの大阪展と山梨展の同時開催で終了をいたしました。都合が悪くご来場が出来なかったお客様のために、引き続き本社にて展示をしていますのでぜひお越しください。先に担当者までご連絡を
お願いいたします。
本社、大阪、山梨展へご来場いただきましたお客様への資料作りを進めていますが、お手元に届くまでもう少しお時間を下さい。よろしくお願いいたします。
こんにちは丸安毛糸の田崎です。今回もよろしくお願いいたします。
今回からは、染色時に置ける特殊加工をご紹介していきます。まず最初に肌にやさしいスキンケア加工の種類、特徴と欠点を書いていきます。
- 目次1 スキンケア加工仕上げ剤の種類
- 目次2 スキンケア加工の特徴
- 目次 3 スキンケア加工の欠点
- まとめ
スキンケア加工仕上げ剤の種類
スクワラン
新海のサメの肝臓に含まれる油脂を採取し、化学的に安定をさせています。
化粧品の乳液やクリームにも多く使用をされ、人間の皮膚の中にもこれと同じ成分が含まれていますので、安心が出来る溶剤です。
シルクプロテイン
シルクの成分から抽出したタンパク質です。
ウンデシレン酸モノグリセライド
人間の汗に含まれる清浄成分で、臭いの原因である菌やバクテリアの繁殖を押せえられます。
スキンケア加工の特徴
天然成分を元に作られた溶剤で安心をして使用が出来ます。
吸湿性、通気性が良く、サラッとした肌触りでムレが無く、臭いもありません。
熱伝導性が低いので、夏は爽やかで、冬は暖かな着用感があります。
他の仕上げ剤との相溶性も良く、加工代も安価です。
スキンケア加工の欠点
多くの素材に加工が出来ますが、溶剤によっては 染色堅牢度の低下が懸念されます。
公的な評価方法が無く、効能を伝えるのが難しい。
まとめ
自然志向が高まっている現在には、お好みの色に一加工を加え、オリジナルの製品作りに役立てて頂ければ幸いです。
まだまだ、色々な加工がありますので、ご紹介が出来ればと考えています。
今回も最後までお付き合いを頂きありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。