ニット糸のポリエステルとナイロン(ポリアミド)の違い

  • ニット糸の取り扱い方法

梅雨

皆さんこんにちは!!絶好調八嶋です!!皆さんはどうですか?梅雨に負けずに絶好調ですか??
梅雨の時期は、太陽が隠れてなんだか元気が出ないぃ~なんて方の為に、いつでも強くいられるように、今回は、ストロングな素材について書きました。

第一回八嶋の化繊探訪は、とても強い繊維【ポリエステル】の特徴を
同じく協力な化繊であるナイロンと比較しながら書いていきます。

目次

  • ナイロンについて
  • ポリエステルについて
  • 因みに

ナイロン(ポリアミド)について

まずは、スポーツウェアやカーペット、更には漁網にいたるまで様々な場所で活躍するナイロンの特徴から。
ナイロンは、摩耗などに対して強く、染色しやすいのが大きな特長です。
他にも、水にぬれてもほとんど水を吸わないので速乾性が良い。(洗濯が可能)
弾力性に富み、しわになりにくい。
形くずれすることはほとんどありません。
薬品、油、カビ、虫に強く、漁網にもなるので、もちろん海水にもおかされません。

とっても強い素材です!

ポリエステルについて

続いて、化学繊維の中で最も多く生産されている
最もポプュラーな化繊と言っても過言ではない、ポリエステルの特徴です。

ポリエステルも
非常に強く、しわになりにくい、速乾性がある、薬品に強く、虫やカビの害を受けず、
形くずれしない。

ポリエステルはナイロンよりも張りや腰があります。良し悪しではなく素材による様々な特徴を把握することでクリエーションの幅が広がるのだと思います。

因みに

通常ポリエステルは130℃以上の高温で染色しますが、カチオン加工でポリエステルを改質することにより、カチオン染料を用いて、100℃以下で染色できるようになります。カチオン染料は鮮やかな色を出すことができるため、結果、発色性も向上するという事になりますね★

素材の長所短所を理解することでクリエーションの幅が広がりますね。

いかがでしたか?簡単にですが、ナイロンと比較しながらポリエステルの特徴についてお話してきました。
ポリエステルは一番多く生産されている化学繊維であり、その為に研究が進められて、機能性などが飛躍的に上がっています。
第二回八嶋の化繊探訪では、ポリエステルを紹介しようと思います。

それではこの辺で。
今回もありがとうございました!!