新社会人必見!今さら聞けない小切手・約束手形のことをすごーーーく簡潔にまとめました。
- 仕事に役立つ豆知識
- 投稿日:
- 2019-04-17
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。東京の桜は終わってしまいましたが、全国各地、桜が満開ですね!みなさんはお花見はしましたか?
話は変わりまして、新社会人の皆さんご入社おめでとうございます!っと言っても新人の方たちは今頃は研修やら仕事やらでブログなんて読んでいる暇など無いと思われますが、社会人になりますと様々な決まり事や社会のルールの壁にぶち当たります!そんな新社会人や今さら聞くに聞けない立場のベテランさんへ送る『小切手・約束手形』のことを以前に書いたブログに加筆して平成最後の投稿をします。
目次
- 改元で手形・小切手の元号は?
- 小切手とは
- 約束手形とは
- まとめ
改元で手形・小切手の元号は?
結論から申しますが、従来使っている手形・小切手をそのまま使用して振り出すことができますし、受取ってそのまま使うこともできます。また、元号を訂正する場合は二重線を引いて新元号を記入してください。その際に訂正印は必要ないらしいです。元年表示は 令和元年でも令和1年でちらでも問題ないようです。詳しくは下記のサイトを参考にしてください。
小切手とは
現在は振込やカードでの支払いが一般的になってきた為、なかなか小切手での取引というのが少なくて実際に手にする機会がなってきてますが、いざと言う時の為に簡単に説明いたしますね。小切手とは『振出人が 受取人に対して現金の代わりに振り出す有価証券です。』かなり大雑把ですね。(笑)もう少し詳しく書いてみましょう。
実際の小切手を使って、小切手の振出しポイント、受取側の注意事項を説明します
①振出人・印
振出人名・住所・銀行届印の押印が必ず必要ですので受け取った際には必ず確認してください。
②支払銀行 支店 金額
支払銀行・支店名・銀行住所 支払うのは銀行になりますので必ず必要です。当然ですが金額の確認は忘れずに。
③振出日
小切手の支払呈示期間は10日間ですので、受け取ったら取引先の銀行へ速やかに呈示してください。実際に現金化になるには数日かかるので注意をしてください。
④銀行渡り印(線引き小切手)
銀行渡り印が押印されていれば盗難や紛失してしまっても、銀行渡り印が押印されていれば、小切手記載されている支払銀行の支店口座にしか入金することが出来ませんので、取立人が誰なのわかります
振出人も受取人も、とにかく、小切手は現金と同じだと思って取り扱ってください。そして必ず領収書を発行、受取ることをわすれずに!
約束手形とは
約束手形には、約束手形と為替手形がありますが、ここでは約束手形の説明をします。一昔前に比べ約束手形の流通量は大きく減少してしまいましたが、まだまだ取り扱うことがあるのが約束手形。約束手形を簡単に説明しますと、振出人が受取人に対して期日までに手形に記載されている金額を支払わなければならい証券です。
仕組みをものすごく、割愛した図がこちらです。
この他にも裏書とか割引とか色々と複雑なことがありますが、まずは上の図のように単純な仕組みを覚えていれば大丈夫です。
実際の約束手形を使って、約束手形の振出しのポイント、受取側の注意事項を説明します
①振出人・印
小切手と同じように、振出人名・住所・銀行届印の押印が必ず必要ですので受け取った際には必ず確認してください。
②支払銀行 支店 金額
支払銀行・支店名・銀行住所 支払うのは銀行になりますので必ず必要です。当然ですが金額の確認は忘れずに。
③支払期日
約束手形では重要なポイントの一つです。期日がしっかりと印字されているか確認してください。銀行届印と同じく、薄くかすれて判読できない場合は銀行から拒絶される場合があります。
④印紙
手形の印紙は10万円以上から必要となります。領収書に貼る印紙は5万円以上なので間違わないようにしなければなりません。また印紙に割り印も忘れずに押印してください。
先程も書きましたが、手形には複雑な仕組みがありますが、まずは基本的なことを覚えておけば大丈夫です。
まとめ
いかかでしたでしょうか?かなりの駆け足で書いていきましたが、特に新社会人の方は小切手・約束手形を受け取った時は上記の注意ポイントを思い出し確認して、速やかに経理担当者の方へお渡しください。
それではまた