雛人形、せっかくの綺麗なお人形なのに、焦ってしまっていませんか??
- 生活に役立つ豆知識
- 投稿日:
- 2016-03-10
- (更新日:2020-06-27)
こんにちは。「火と氷の島」アイスランドに行ってまいりました、小柳です。
アイスランドは、200以上の火山、国土の12%を占める氷河、フィヨルドに囲まれた島です。
天候にも恵まれ、絶景と言われる迫力ある自然スポットを満喫しつつ、ここ3年オーロラの当たり年ということなのですが、カーテンのような大きなオーロラは見れなかったけど、小さいのを幾度が見ることができてしっかり目に焼き付けてきました。技術もあるかと思いますが、残念ながら私の持っているカメラではオーロラは上手にとれず、一眼レフカメラと三脚が初めてほしいと思いました。
それと感激したのが、蛇口を温かい方にしたら硫黄の匂いがする温泉が出て、冷たい方にすると今までで蛇口から出る水で一番美味しいと思う水が出てくることでした。蛇口の水が飲めるので水を買うことがなかったし、毎日ホテルで温泉に入れて快適でした!
3月3日は雛祭りでしたね。
さて、3月3日は「雛祭り」でしたが、すでに雛人形をしまった方やこれからの方もいらっしゃると思いますが、大切なのはしまう時期です。焦らずお天気と相談し少しでも長く綺麗な雛人形を飾ってあげてください。
目次
- 飾る時期・しまう時期
- しまう時期が遅れると、お嫁にいけない?
- しまうタイミングは?
- 最後に
飾る時期・しまう時期
◎飾る時期◎
お雛様を飾る時期は、立春(節分の翌日、2月4日ごろ)から2月中旬にかけてがよいと言われています。 節分で豆まきをして厄を払ったあとに飾る、という流れで覚えておくといいようです。 遅くとも、雛祭りの一週間前までには飾り付けを済ませるのがベストです。
◎しまう時期◎
3月3日が終わったら片付ける地方が多いのですが、旧暦(4月3日)まで続けて飾る地域もあります。 リミットは、雛祭りから約2週間を目安にしてくだい。 新暦の3月の中旬ごろまでにしまうのがよいです。 旧暦なら4月中旬くらいまでが目安です。
しまう時期が遅れると、お嫁にいけない?
「雛人形をしまうのが遅れると、婚期が遅れる」とよく言われますが、結論から言うとただの迷信です。
「雛人形をしまい忘れると婚期が遅れる」というジンクスには、「片付けを後まわしにするような女の子は、素敵な大人の女性になれませんよ!」という教育的な意味が込められているのです。 雛人形は天皇陛下の結婚式を表現しており、また女の子の厄を引き受けてくれる人形とされています。 そんな人形を、出すだけ出して、そのままにしているようじゃ、バチが当たりますよ!という意味も込められているのです。
しまうタイミングは?
「この日までに必ずしまわなければ!」と決めてしまうより、大切なことがあります。 それは、しまう日のお天気。 時期よりも、何よりも、お天気がよい日にしまうことが重要です。
なぜ天気がよい日なのか……と言いますと、天気がよい日は湿度が低いのです。 高級雛人形は絹の使用量が多いのですが、使用している生地にとっては湿気が大敵! ジメジメした日にしまうと、人形に湿気を残したまましまうことになってしまい、来年出してみるとカビやシミが…という結末になりかねません。 焦ってしまうよりも、お天気と相談しながら大切にしまってくださいね。
また、 天気が悪かったり、用事があったりで、雛人形をしまうのが遅れてしまいそうなときには、お雛様とお内裏様を後ろ向きにすればよいとされています。 これは「雛祭りは終わりました」という意味だそうです。 「片付けを忘れているわけではないですからね!」というアピールができるそうです。
最後に
これから雛人形をしまう方もいるとは思いますが、ジンクスに焦って天気の悪い日に急いでしまってしまうと、湿気を含んでカビや虫食いの原因になってしまうので、急ぐよりも晴れの日を選び、女の子の健康と幸せな結婚を祈る人形・厄を受けてくれる人形である雛人形を大切し長持ちさせてくださいね。