素人の私ですが、自力で商標登録してみました。『商標登録物語。その二』

  • 仕事に役立つ豆知識

2016114

SMAP騒動はあっさり終結しましたね。テレビを観ていて思ったのは、「あれ?森くんが居ない!何故?」
こんにちは。青い稲妻が責めてきて、ブギーな胸騒ぎがして、でもセロリが嫌いな阿部です。
新年早々、芸能界は話題が豊富で盛り上がっていますが、負けずに、今年も丸安毛糸のブログは大盛り上がりでいきますのでよろしくお願いします。

さて、今回は前回の続きです。前回のブログはコチラ
前回は『先願調査の方法』と『役務と区分について』の説明を書きましたが、今回の内容はこちら↓↓


目次

・商標出願書の書き方と注意ポイント
・提出方法と注意ポイント
・まとめ


 

 

書面による出願書の書き方。

先願調査が終わったら、いよいよ出願書の提出です。出願書の提出にはオンライン手続きと書面手続きの2通りありますが、今回は書面よる手続きの方法を説明いたします。

書面で提出する場合は下記の様に細かい決まりがありますので注意が必要です。(特許庁HPより)

書面の場合
① 用紙は、日本工業規格A列4番(横21㎝、縦29.7㎝)の大きさとし、インキがにじまず、
文字が透き通らないものを縦長にして用い、用紙には不要な文字、記号、枠線、けい線等を
記載してはなりません。
② 余白は、少なくとも用紙の上に6㎝、左右及び下に各々2㎝をとるものとし、原則として
その左右については各々2.3㎝を超えないものとします。
③ 書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とします。
④ 文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさで、タイプ印書等により、黒色で、明り
ょうにかつ容易に消すことができないように書きます。
⑤ 半角文字並びに「【」、「】」、「▲」及び「▼」は用いてはなりません(欄名の前後に「【」及
び「】」又は置き換えた文字の前後に「▲」、「▼」を用いるときを除きます。)。
─ 60

初めて作成した時は、文字数やカッコなどで何度も指摘を受けました。こちらが、実際に提出した出願書です。(一部加工しております。)

ぶろぐ161114-2

  1. 整理番号は任意の番号で、管理しやすい番号しておくと後々楽です。
  2. 提出日はできるだけ提出する日を記載してください。
  3. 一字でもカンマが抜けていてもダメです。後日訂正、補正手続きが必要な場合があります。
  4. 必ず届印を捺印してください。

今回は出願した商標が文字ですが、商標タイプでそれぞれ記載方法が違うので注意してください。また、書面で提出する際には控えに受付印をもらうので出願書のコピーが必要です。現地でもコピーはできますが、コピー代が高いので予めコピーをしていくことをおすすめします。

いよいよ提出

さて、ここまで来たらあとは提出するだけ、オンライン手続きや郵送することも出来ますが、今回はアナログパターンで、直接窓口で申請したいと思います。もちろん提出場所は聖地”特許庁” 『ときょうととっきょきょかきょく』ではないですよ!
まず最初に提出窓口に行きます。提出前に窓口で大まかなチェックをしてもらえます。日付や捺印などの漏れがないか確認してもらい、そこでOKがでたら、隣にある特許印紙販売所で申請する金額分の印紙を購入して用紙に貼り、再び窓口に提出をして、控えの用紙に受付印をもらい終了です。

  1. 提出前に窓口で事前チェックをしてもらう。
  2. 申請分の特許印紙を購入する。商標出願料 3,400円+(区分数×8,600円)ですので、最低でも12,000円かかります。
  3. 窓口に提出、控えにも受付印をもらい終了。

どうですか?皆さん無事提出できましたでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回もかなりの駆け足での説明でしたので、解りにくかったと思います・・・・・(-_-;) 実際、今は8割以上のがオンラインでの提出だそうです。事前の準備で色々と面倒な手続きがありそうですが、次回はオンラインでの手続きに挑戦したいと思います!

今回の内容をより詳しく知りたい方は、発明協会が発行しているこちらの書籍『商標出願のてびき 第36版』がおすすめです!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、また。