編む楽しさを多くの人に!という想いで手芸糸プロジェクト(60ろくまる)を始めました。
- イベント/セミナー
- 投稿日:
- 2016-01-12
- (更新日:2020-06-27)
2016年新しいプロジェクトがスタートしました。
こんにちは。大久保 千聖(おおくぼ ちせ)です。
今回のプロジェクトでは、編み物が楽しめる、編み物キットを販売いたします。
このプロジェクトのきっかけは、編み物キットを通じて、 楽しい時間を過ごせる人を増やしたいという私の想いから始まりました。
まず、私の自己紹介と編み物エピソードの話をさせて下さい。 ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです。
きっかけ・母がプレゼントしてくれた手編みのマフラー
編み物が好きになったきっかけは「母が作ってくれたマフラー」です。
私の好きなキャラクターを使って、マフラー・帽子・手袋・靴下を編んでプレゼントしてくれました。
決して編み物が得意ではなかった母ですが、独学で勉強して編んでくれました。
「大切にしているものは何か?」という問いかけをされた時に、真っ先に思い浮かぶのはこれです。
自分のために手作りされたモノが、かけがえのないモノとして心に残ること。
それは、「自分のことを大切に思ってくれているという気持ちはとても嬉しいもので幸せなこと」だと実感しまし た。
そして、そんな母から編み物を教えてもらい編み物をはじました。
中高生・編み物ブーム
私の作った手編みのペンケースを見て、「ちせちゃん、そんな編み物できるの?」と友達から声をかけられたことがきっかけで始まった私の編み物ブーム。
「編み物は誰にでもできるよ!教えてあげるよ!」と、輪が広がり編み物ブームが起こりました。部活動の合間に友達と編み物をして楽しい時間を共有していました。
高 校生の時は、ボーダーのマフラーが流行りました!個性を出したい年頃の女子高生。
自分の好きな色のボーダーマフラーが欲しいという友人のためにマフラーを 編んだことがきっかけで、その輪が広がりボーダーマフラーをひたすら編む日々が続きました。
この頃の私のあだ名は、「ボーダーマフラー職人」でした。
今でも、友人に会うとこの昔話で笑います。
文化服装学院で編み物を専門に学ぶ
たくさんの人の為に編むようになり感じたことが2つありました。
1つは、もっと自分の技術・知識を磨きたい!
もう1つは、これを仕事にしてもっと多くの人に編み物を楽しんでもらいたい!でした。
編み物が好き、セーターが好き、ファッションが好き。
自分の好きなことを活かして、まわりの人を幸せにすること。
これを仕事にしたい!そう思って、文化服装学院へ入学しました。
文化服装学院では、ニットデザイン科というニットを専門に学ぶ学科があり、 編み物が好きな私にとってぴったりの学校でした。
学校の勉強=大好きな編み物に熱中するあまりに、 ご飯を食べることも忘れてしまい栄養失調になり入院したこともありました(笑)。
編み物が好きという気持ちは変わることはありませんでしたが、決して楽しいことばかりではなかった学生生活を支えてくれたのが、同じ編み物が好きな友達からの刺激、編み物の技術・知識を教えてくれた先生や学校に通わせてくれた両親のために恩返しの気持ちでした。おかげ様で卒業時には、「学院長賞」というステキな賞を受賞できました。(これはちょっと自慢です笑)
毛糸の会社である丸安毛糸株式会社へ入社
ついに、編み物の仕事をしたいという夢を叶えました。
社歴は10年になりました。現在では海外トレンド調査のためにイタリアへ行ったり、重要な仕事も任せて頂いています。
私は糸が好き!編み物が好き!ニットが好き!この気持ちは変わることなく今まで続けてきました。
編み物の楽しさを再認識
会社のイベントとして、行っていた元禄市での毛糸セール。
お客さんのひとりから、
「娘に編んでプレゼントしたいんだけど、どんな毛糸がいいかしら?」と声をかけられました。
真剣に毛糸を選ぶ楽しそうな姿に、自分の原点でもある編み物の楽しさとを再認識しました。
「編み物って、楽しい!」この楽しさを多くの人に知ってもらいたい。
この想いを実現したいという気持ちが強くなりました。
また、弊社で開催した編み物教室と時に「編み物って楽しい」 「あっという間に時間が過ぎてしまうほど熱中してしまった」など、 笑顔でこのような言葉を頂きました。
このような言葉を聞くたびに編み物をもっと多くの方に知っていただき、 楽しい時間を過ごせる方を増やしたいという気持ちが更に強くなりました。
↓↓↓今までに開催した編み物教室
やっと、手芸糸ブランドを立ち上げる
私の働いている丸安毛糸は、アパレル企業向けにセーターやカーディガンをはじめとするニット製品用の毛糸を作り販売しています。
その時その時のトレンドや新しい原料を常に取り入れ、こだわりの毛糸を作り続けてきた結果、 あらゆるブランドにピックアップされ、喜んでいただいてる実績があります。
日本国内の高級ブランドの他にも海外のトップメゾンブランドからも評価を頂いています。
高級ブランドの方が認めてくれた毛糸は、編み物をする人にも喜ばれるはず!編み物用の糸として販売したら、きっと喜ばれると。入社以来、アパレルのデザイナーさん向けに糸のお仕事をしていましたが、編み物用の糸(手芸糸)の想いはずっと持っていた。
丸安毛糸は、企業向けに糸を販売している会社(B to B)。
今までに何回も手芸糸事業の提案をしてきましたが、一般の人(B to C)への販売をしたことがない会社はこの事業を認めてくれませんでした。
そこへめぐってきた、チャンスがありました。
「60周年で、新しいことを発信しよう」
平成27年7月に丸安毛糸は、創立60周年を迎えました。
これを機にもっと多くの人へ発信をしよう、一般の方にもニットを大切にする気持ちやニットを楽しむ気持ち=LoveKnitを伝えていこうと会社のチャレンジが始まりました。
一般の方へニットの楽しさを伝える→編み物ではありませんか!
やっとやっとやっとやっと私の思いが通じました。ついに手芸糸のブランドを立ち上げる許可をいただきました。
ちなみに、手芸糸のブランド名を60周年にかけて、「60ろくまる」に決めました。
手芸糸ブランド「60ろくまる」を通じて伝えたいこと
編む楽しさを多くの人に!
高級ブランドが認めた毛糸で編み物の楽しさをもっと広めたい
この想いを広めるために、クラウドファンディングサイトを開始します!
クラウドファンディングサイトでは皆さまに認めて頂いた毛糸を「編み物キット」として販売します。
※クラウドファンディングとは、プロジェクトを実行するために必要な資金をその、プロジェクトの想いに共感してくれた人から支援をしていただいて、プロジェクト実現をサポートするサービスです。
目標金額以上集まったら、お返しとして、プロジェクトの商品などをお渡しします。
掲載するクラウドファンディングサイトMakuakeはこちら>>>
スヌード
ルームシューズ
編み物教室
編み物の楽しさを広めたい!想いを応援頂ければ嬉しいです。
編み物をしたことがない、初心者だから不安という方向けに、クラウドファンディングサイト限定(Makuake)で編み物教室付の編み物キットもご用意しています。
この機会にぜひ、編み物を始めてみてはいかがでしょうか。
クラウドファンディングサイトは、2016年1月19日(火)10:00に公開します。(2016年2月18日(木)まで)
サイトがオープンしましたら、お知らせします。
サイトURLはこちら>>>
<<2/23追記>>
Makuake(マクアケ)は2/18で終了いたしました。多くのご支援ありがとうございます。
只今、Makuake(マクアケ)でご支援いただいた方に、キャンペーンを行っています。
60ろくまる編み物キットで作った作品をSNSでシェア頂けると割引き券をプレゼントします。
詳細はこちら>>>